祖父の生まれた与論の島の言葉に
「尊々我無し!」という感謝を表す言葉がある。
3月23日(火)は、まさに、その日であった。
両手を合わせて、尊々我無し!尊々我無し!
230名を超える各界の名士が
鹿児島は、城山のホテルに一同に集った。
「iBS外語学院南徹先生
観光ボランティア通訳功労九州運輸局長賞
及び著作『蛭子』出版を祝う会」
大それたタイトルだ。
お祝いされる僕としては
感謝を超えて、照れの昇天だ。
大事(おおごと)になった。
10を越える献花が演台を取り囲むように飾られ
仰々しく舞台の幕が下りた。
司会は出口裕可里さん。
僕の生い立ちのDVDに始まり
拙著『蛭子』の朗読、
幻想的な「しの笛の里一座」の角脇さんの角笛と
物部さんの鈴の音が
松山里恵さんの朗読の声と一体になっていた。
発起人を代表して
教育界の長老、池田学園の創立者、池田弘氏の挨拶、
花束贈呈、
そして、僕の話だ。
お礼の挨拶のつもりが、講話となり、長話となり
空腹と喉の渇きが祟って
若干のゲストからブーイング。
でも、どうしても僕の思いを伝えたくて
全身全霊で話し続けた。
僕の話の応援歌として
卒業生を代表して
和田君と吉見さんが
白洲次郎と吉田松陰を演題に
日本文化英語論文スピーチを披露してくれた。
続いて
肥薩おれんじ鉄道社長の古木圭介氏の乾杯の音頭で
会食タイムだ。
230名を超えるゲストにご挨拶できる時間は30分。
駆け足だったが、どうにか、
ほとんどのみなさんにお礼を述べることができた。
そして祝電披露。
元アメリカ大統領通訳官、
諸国内外の市長さん、
学校の校長先生や先生方、知人、友人と
観光功労賞ではなくて、
国民栄誉賞とか総理大臣賞と勘違いではと思われるほどに
たくさんの人々の祝福を頂いた。
発起人を代表してのお礼の言葉は
鹿児島デザイン協会理事長の大嵩文雄氏、
万歳三唱は元奄美市議会議員で、
iBS外語学院卒業生代表の保宣夫氏で閉会となった。
あっと言う間の3時間弱の祝賀会であったが
僕の心に残るのは、
感謝しても感謝しても充分ではない
19名の発起人のみなさんの友愛と
スタッフみんなの献身的な影の努力。
こんなにも多くの人々に支えられて生きてきたんだと
思わず両手を合わせて
尊々我無し!尊々我無し!と
感謝の祈りの心で一杯だった。
次は・・・・
iBS外語学院創立30年式典は
今年8月29日(日)19時、
鹿児島はサンロイヤルホテルで開催される。
今度は、僕が、卒業生皆と一緒になって
学院を支えてくれたみなさんに
感謝の宴でお返しをする番だ。
尊々我無し!尊々我無し!
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