高校の大先輩
学院の相談役を務めて頂いた
大嵩文雄氏が他界されて49日の日々が流れた
中陰法要の儀式に参列させて頂きながら
こんなことを考えた
大嵩先輩は仏法に生きた
だから
息を引き取ってから7日?7の49日の間
死者は六道のどの道に送られるのか
さ迷いの悩みの日々に審判を待つ
天道
人間道
修羅道
畜生道
餓鬼道
地獄道
迷いの49日が与えられる
49日を遅れると
地獄に送られるかもしれない
49日の日に
お葬式の読経が天界に届く時
祈りの声が届く時
天の審判官の赦しがある
この世の罪が軽くなる
輪廻転生
僕らは永遠に死ぬことはない
様々な道を巡りながら
永遠に生きていく
僕はこの世を去るときに
どんな審判が下され
どんな姿で輪廻するのだろうか
人間界に疲れたから
大空を自由に飛び回る
白頭鷲になれたらいいなあ
大嵩先輩は海が大好きだったから
今頃
竜宮に旅立っているかもしれない
ハンナこと森山はるなさん
一年間の鹿児島親善大使の御役目ごくろうさん
新旧交代だ
そして1日明け
祭りの当日
鹿児島の天文館が一番にぎあう日である
三万人ものを人々が
一斉に天文館の繁華街を埋め尽くす
祭りの目的には
祈願・感謝・謝罪・崇敬・帰依・服従の意図がある
もともとは「まつり」で超自然的な儀式であったが
祀り
祭り
奉り
政りと
いろんな行事に形を変えて
文化の歴史が流れてきた
神様は賑やかな歌や踊りが大好きだ
歌や踊りに誘われて
神々の神
アマテラスオオミカミも
お隠れになった天の岩戸から出てきた
十把一絡げ何でもいい
難しい理屈は抜きにして
祭りは日本人の心の源泉だ
こうして
八百万(ヤオロズ)の神々の国は
白秋を過ぎ
玄冬を迎える