共同通信社鹿児島支局長の世良田俊氏が
『鹿児島ブランド雑感』と題して話してくれた。
鹿児島は、三つのS(西郷、桜島、焼酎)を誇りとするが、
西郷さんに会うために鹿児島までわざわざ訪れることはない。
桜島は、一度は行ってみたい火山だが、一度で充分だ。
焼酎は、今や日本全国どこでも飲める。
黎明館はりっぱな博物館だが、自慢話の、自己満足の博物館。
かなり辛口のコメントだが、的を得ている。
鹿児島に住んでいると気づかないが、
県外の人々から見ると、
鹿児島が美しい町であることは
万人が認める。
錦江湾に抱かれた桜島は、他に例をみないほどの絶景だ。
鹿児島には、宝の山がある。
鹿児島ブランドがたくさんある。
しかし、
アピール能力がないために、ほとんどが埋もれてしまっている。
もっと利口にならないと、
2年後に九州縦断新幹線がもたらす効果が、ストロー現象となり、
鹿児島の人々が、熊本や、福岡に吸い込まれてしまう。
これだけ恵まれた鹿児島が生き残れないはずはない。
何が足りないのか?
ソフトウェアだ。
人間教育だ。
発想豊かな人間つくりのための教育だ。
鹿児島には、「人を持って城となす」
と教えられてきた風土があった。
全体が見える鹿児島人、
鹿児島人のグローバライゼーション教育の整備が急を要する。
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私も鹿児島を離れ、鹿児島の良さを、日本を離れ、日本の良さを知った一人です。
外国人の書いた本のほうが、日本の良さをしっかりと捉え、端的に表現していることのほうが多いようにも思います。
最近読んだ本の中で、日本に48年ぶりのミスユニバースの栄冠をもたらしたと言われる、ミスユニバースジャパンDirectorのリネス リグロンという方の書いた本を読みました。
その中に、『日本女性は『強さと優しさ』を内包させたとても強いメンタリティーを持っている。そしてそれは他の国の女性のなかには見たことがないものだ。それ気付き、彼女達に自信と自己表現力を持たせた事で世界一の美女の国になりえた。』
とありました。
その特徴も、女性だけでなく、日本全体にいえることのように感じましたが、何よりも、
良いものをただ持っているだけではなく、良さを認識し、アピールする力を持つ事。
今日の『セールス』の授業で実感した事でもありました。
ちょっと大きい事を言うようですが、鹿児島のため、日本のため、
IBSで視野を広げ、自己表現力をしっかりと身につけたいです!
よかったらパソコンで桜洲小学校で見てください。先日は収穫した桜島大根をみんなで市場に売りにいったそうです。日々の暮らし、営みの大切さを肌身でしっかり感じたことでしょう。私は彼らとの出会いを通して桜島のさらなるファンになり、今日も対岸のマンションから桜島を眺め、子供さんたち先生方のことを思います。今度はいつ会えるのかな~フェリーに乗ればすぐそこにある心の古里なんですよ・・・。皆様素敵な一日を。