心の枝葉は揺れ動く
枝が枯れ
木の葉舞い散る冬があり
若葉が映える春があり
艶やかな花の季節となる
新緑踊る夏があり
真っ赤に燃ゆる秋がある
心の枝葉は揺れ動く
悲しみも
苦しみも
喜びも
感動も
陽の気も
陰の気も
全て全て揺れ動く
心とは
そうしたものだ
いつかは変わり
移り行く
だから悩んでもしょうがない
全ての心の動揺は
魂を求めるための栄養
幹は魂
幹は天命
動かざるものだ
大きな幹である天命を支えるための
乗り越えなければいけない
嘆きがある
困難がある
天命を悟るために
人は生きていく
天命さえ見えれば
何も恐れることはない
そこには
大きな木の君がいる
天命を抱く君がいる
ヨナ・シデレー博士(Yona SIDERER, phD,MBA)が、
イスラエルから
イスラエルの太陽光発電の現状を講義するために、
iBSにやってきた。
エルサレム・ヘブライ大学の上級講師だ。
イスラエルの乾燥地帯においては、
緑や水は、
お金に返られないほどに高価だ。
これらを守るための鍵は
太陽エネルギーが秘めている。
太陽光発電システム(Photovoltaic Systems)である。
自然を破壊することなく
人間が快適に生きていくためには
太陽の力を借りるしかない。
このIEAに加盟しているのは、
26ヶ国で、アジアの加盟国は、
日本と韓国だけである。
この全ての加盟国の中で、
太陽光発電システムの設置容量は
ドイツと日本で全体の82%のシェアーを占めている。
ドイツがダントツで1位、
日本がドイツの三分の一ほどで2位、
アメリカが日本の半分以下で3位と続く。
4位のスペインに至っては、
アメリカの6分の1に満たない。
フィンランドは、2004年に脱退している。
政治・経済・自然・歴史・文化などなど、
人間の欲望が銀河のように渦巻いている。
エネルギーの世界は、
Xファイルだ。
Siderer博士は東洋アジア研究者でもある。
日本は素晴らしい国だと、
深いため息をついていた。
比較文化の世界から見えてくる真実だ。
郷中教育は、
薩摩の真髄であり、
薩摩が誇りとした教育であった。
公が認可した学校で、
認可された教師が学生を教育するという、
現代のような教育の形ではなく、
交互に、
身分の差を越えて、
全ての年長者が
全ての年少者に教えていくという全人教育だ。
村が、郷が学舎の形を成す。
子供たちは、年を重ねることで、
いつかは指導する立場に立つわけだから、
いつも真剣に学び続けなければいけない。
「嘘を言うな」
「負けるな」
「弱い者をいじめるな」と、
男らしく生きることを教えられた。
規律と秩序をとても大切にした。
ところが、この郷中教育を
1つの思想で統一しようとする洗脳教育であると
厳しい指摘をする意見もある。
iBSが唱える教育理念は、、
日本を世界に言葉で発信する事を柱に、
郷中教育の批判ではなくて、
郷中教育から抜粋して、
異年齢の学院生、異学歴、異性、異職歴の全てを超えて、
互いに教え、学び合い、
教育の場に多様性を創造し、
人間としての教養を、
世界共通の言語で楽しむ。
iBSは、
全人教育の場である。
世界最古の大学は、
ギリシャのSchool of Athene で始まったが、
このSchool of Atheneと
郷中教育の哲学を足して2で割る教育に
新しい教育の正義を見出そうとするのが、
iBSである。
そんな教育論、古里再生などを演題に、
湯の町、指宿の商工会のみなさんに、
FM鹿児島社長で
元南日本新聞社社長であったオオゾノ純也氏と
私、南徹の二人講演会を開催して頂いた。
大雨の一日であったが、
何かしら寅年の予言にも似た嵐を感じた一日であった。
鹿児島市内は灰神楽
曇り空に桜島の灰が舞っている
総勢25名で枕崎は火の神公園に向かった
東シナ海からの北風がピューピューと白波を沸き起こしている
先ずは学院相談役大嵩文雄氏の作品
魚魂の碑を鑑賞した
続いて
遠く東シナ海に眠る戦艦大和と
大和に続く艦隊の壮烈な最期を
見守るかのように立てられた鎮魂碑に祈りを捧げ
火の神公園にBBQの一角を陣取った
学院生もスタッフも素晴らしいチームワークだ
誰が誰に命ずることもなく
立派に役割を演じている
炭を起こす人、薪を集める人、野菜を切る人、肉を分ける人と
みんな自然に演じている
BBQコンロに焚き火の炎が舞い上がった
波打ち際の石ころの間に集められた流木にも
暖かい焚き火の宴が設けられた
赤・オレンジ・黒・白・青
炎にも色がある
生きている
優しい暖かさがある
思わず舞い上がる煙に
思わず微笑がこぼれた
大自然に抱かれる時
人はみんな幸せになる
北風と曇り空が
お日様の日差しとなり
荒海の白波が
青い海の音楽に変わっていった