KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

クリスマスイブ

2007-12-24 13:13:51 | インポート
Dsc04232 今日はクリスマスイブだ。

青春の心の風景が冬の空の星の数だけ描かれる。

冬の花火だ。

冷たい風を吹き飛ばすかのように、

澄み切った夜空に光と夢と、そして愛の花を輝かす。

学院の自分の部屋で、

黙々と、たった一人で、

机の上に積み上げられた年賀状を書きながら、

クリスマスカードや年賀状の意義を考えている自分がいた。

ちょっと、気分転換にと思ってメールを開けたら、

卒業生からの便りが届いていた・・・。

 

南先生、

あっという間に年末ですね。

年末の行事でお忙しいことと思います。

私は、南アの仕事にも慣れてきました。

自分の専門分野というよりも、開発援助全般のお仕事で、

南部アフリカ地域の色々な人に会えて、

1ポジションだけど、得るものは盛りだくさんといった感じで

意外と自分に向いていると感じています。

南アは、また大統領選挙があったりと、

英雄ネルソン・マンデラ後の民主化はそれほどうまくいっていないので、

そういう意味では、

この国の今を見れるのはとっても意義があるかもしれません。

今年は、ニューヨーク、東京、グアテマラ、南アと移動が多い年でしたが、

実は来年はアンゴラや南部アフリカ地域に出張が入っていて、

来年も、もっと移動をする年になりそうでわくわくしています。
仕事をしながら、色んな国に行ったり、
知り合いが出来るのは素晴らしい限りです。
私は、そろそろ研究に本腰を入れていこうと思っています。
仕事も続けたいので、

仕事と研修が相互関係になるようなテーマだと良いですが
社会貢献度の出来るロータリー奨学金についても
もう少し勉強して自分もトライできるか調べてみようと思います。

また相談するかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
やっとこ、世の中は気候変動について騒ぎ出した様子、

自然を愛する南先生の思いにやっと一般人が近寄ってきた感じでしょうか。

お体に気をつけて。

また新しい弟子達を世界に送り出すのに頑張ってくださいね。よいお年を。
倉岡 由紀 (ジュディー )

 

学院卒業生のみんな、みんなが、一生懸命毎日を生きている。

人それぞれに生きている。

冬の星座のように満天の空いっぱいに輝きながら生きている。
みんな、みんなメリー、メリークリスマス



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既成概念からの脱却

2007-12-22 16:40:16 | インポート

Dsc00081 多くの人々が、既成概念から脱却できない。

日本人のほとんどは、60数年前に敷かれたレールの上をサクセスストーリーと信じて、旧態依然の考え方の列車に頑固に乗り続けている。

愚かなことだ。

世の中は物凄いスピードで変わっていくのに。

変えるべきものと、変えてはいけないものを間違えている。

教育がその際たるものだ。

一番変わって欲しいのは、学校の形だ。

学校が変わらないから、多くの若者の素晴らしい才能を無駄にしている。

人間関係、表現力の欠如を生み出している。

人間関係や表現力、そして豊かな教養が、人を、仲間を、組織を、会社を、企業を、社会を、国を豊かにする。

間違った忙しさで一生懸命だから、人のことを考えている暇はないという。

自分のことで精一杯だから、人間付き合いは面倒だという。資格と実力は異なるのに、資格を追い掛け回している。愚かなことだ。

資格という言葉の意味を履き違えてはいけない。

肝心要のことには無関心だ。

だから、思いやりなんて絵に描いた餅だ。


だから僕は、

思いやりのための学校、

英語が話せる人のための学校、

人材育成のための学校、

教養習得のための学校、

言葉による表現力育成のための学校、

人間関係力を豊かにするための学校、

愛に溢れる学校、

企業が一番求める人材、営業力に卓越した人材育成のための学校をつくった。

「こんな学校があったのか?」、IBS外語学院はそんな学校だ。




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クリスマス

2007-12-21 00:27:29 | インポート

Dsc04342_2 日本人の宗教信者の中でキリスト教信者の数は0.8%だ。

フランシスコ・ザビエルがキリスト教布教に訪れた458年前から信者が1%を超えたことがない。

こんなにマイノリティーの宗派が日本人の生活の中に大きな影響を及ぼしている。12月になると、町中至る所の風景がクリスマスのデコレーションに塗りかえられる。

恋人たちはクリスマスプレゼントに一喜一憂し、家庭はクリスマスケーキにキャンドルを灯す。

愛の花が、心の花が満開だ。

日本人は本当に不思議な民族だ。

どんな異国の文化であっても、楽しめる文化は全て受け入れる。

頑固さがない。柔軟過ぎるほどだ。

我が学院も例外ではない。

アメリカの知人から送られた七面鳥の丸焼きを囲んで、学院生と共に、一週間ほど早いクリスマスパーティーを楽しんだ。




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講演

2007-12-19 17:56:42 | インポート

Dsc04308 最近、講座や講演依頼が目白押しだ。

演題は国際交流関係や表現技法だ。

先日は県立枕崎高校、今日は鹿児島大学、明日は<msnctyst w:st="on" address="鹿児島市" addresslist="46:鹿児島県鹿児島市;"></msnctyst>

鹿児島市立長田中学校という具合に話を続けていく。

僕の話を聴いていただくのはありがたいことだが、僕は若者たちにもっともっと元気になって欲しい。

今、若者は何を学ぶべきかを考えて欲しい。

未来に夢や希望を持って欲しい。

Dsc04323 20数年前から、無気力な若者に警鐘を発する記事が多く掲載され始めたが、未だにその延長だ。

現状に満足して、物質的に満足して、これ以上の欲をもてないのか?

ただの単位習得と学位習得のための在学なのか?

講演の最初に学生諸君の顔を見渡すと、陰の気というのか、全く元気がない。

大げさに言うと、ゾンビの集団かと間違えるように暗い。

この若者たちに笑顔を取り戻してあげたい。学ぶことの喜びを取り戻してあげたい。学問は喜びだと思ってもらいたい。

講演の最後に、会場に笑顔が溢れたら大成功だ。

そんな思いで、今日も一日が過ぎていった。




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卒業生からの便り

2007-12-16 17:07:44 | インポート

Img_0342_2  クリスマスの時期になると、クリスマスカードや年賀状と卒業生たちからたくさんの便りが届く。僕が一番幸せを感じるときだ。

 僕には財産は何もない。僕の財産は、素晴らしい卒業生たちだ。元気で世界中で活躍している卒業生たちだ。

 学院創立からすると、千人近くにもなる。一人ひとりが、自分の力でしっかりと生きている。苦しみも悲しみも乗り越えて、笑顔で頑張っている。全てを元気の気に変えて自分をしっかり見つめている。

 今回は、今年三月に学院を卒業して、世界の音楽の名門、カーティス音楽院に優秀な成績で合格し、大活躍している吉永真梨さん(第32期卒業:ニックネームはミーシャ)の便りを紹介しよう。

Img_0321_2IBSの外語学院様,

32期MISHAです♪先生方、お元気でいらっしゃいますでしょうか?大変ご無沙汰して申し訳ありません。。。
Philadelphiaに来て早3ヶ月、本当に毎日充実出来ていてあっという間です。去年の今頃、先生方があんなに必死でお力になってくれたおかげです。一生感謝してもしたりないです。

Curtisは本当に小さな学校ですが、
才能に溢れた仲間とCurtisの歴史に囲まれて、
24時間音楽のことを考えられる生活です。

生徒がたったの約160人なので、IBSのように、先生・スタッフと生徒の距離が近く、本当にいい学校です。
授業は今、
・ソルフェージュ
・和声
・対位法
・実技和声
それからESL,(毎週エッセイを鍛えられています)
実技は
・金管・打楽器アンサンブルレパートリー
・金管・打楽器オーケストラレパートリー
・オーケストラ
・打楽器アンサンブル(現代音楽・ラテン・ジャズ)
・打楽器個人レッスン

の授業があります。

始めの1ヶ月は・・・みんなの才能に圧倒・・・
オケではすぐに指揮者に反応できず・・・
アンサンブルではみんなの言っていることを聴くのに精一杯・・・でしたが、
素晴らしい仲間に恵まれて、少しずつ成長できて(いることを望み)ます。

先月は初"Curtis Symphony Orchestra"デビューやオペラの本番・アンサンブルの本番がありました。(写真)

それから昨日は、マリンバのレッスンがありました。
Rovert van Suce氏といって、マリンバ音楽界を引っ張ってくださっている方で、
私の恩師小森邦彦先生がアメリカPeabodyでお世話になった先生です。
実は彼はCurtisの正式な非常勤講師ではないのですが、
2年前くらいから年に2・3回指導に来てくださっていて、
そして今年からは月に1回!なんと2月には一緒に本番も予定されていて。
いつか(3年後・4年後・・・)つきたいと思っていた先生なので、
こんなにすぐつけるなんて夢にもおもっていなかったので・・・
あまりの幸運に驚いています。
イェール大学の講師でもあるので、先月はYaleに行って、
Yale Percussion & Curtis Percussionでアンサンブルのレッスンを受けたりと、
とても貴重な体験も出来ています。

その昨日レッスン(先輩のマリンバ2重奏です)のなかで、
「もっと日本の要素を取り入れてみよう。わさびのように。」という言葉がありました。
その曲は日本人が書いたものではないのですが、いわゆる”もろ”現代音楽。
「間」や、息のしかたが重要となる曲で、西洋音楽のように綺麗にまとまり過ぎた演奏ではなく、
剣道や相撲・歌舞伎のようにもっと息を短く取ったり、
すばやい動きを取り入れてみたらどうだろうかという提案がありました。

こちらの文化を勉強することばかりに重点を置いていましたが、
こちらの人々は”日本の要素”を求めている、
日本音楽をもっと必要としていることを知り、
私がその役目を果たせるようになりたいと思えました。
しかし私もまだまだ日本の知識不足を痛感しています・・・。

大変長くなりましたが。。。まだまだお話したいことは山のようにあります。
今年の冬は帰国せずにこっちに残ることにしました。
しかし来年の夏は必ず帰るので☆
是非先生方にお会いできるのを楽しみに頑張りますっ!!!

こちらはもうだいぶ寒いです。。。
鹿児島はいかがですか?先生方もお体に気をつけて下さい♪

32期 吉永MISHA真梨







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