僕の宝物

僕の宝物は
学院を卒業して
只今と帰ってきてくれる卒業生諸君の笑顔だ
今回は２０年前の卒業生の
森典之君（マット）と
１９年前の卒業生の
小原学君（テリー）のお二人だ
森君は、アメリカはロスアンジェルスを拠点に
レストラン業界で大活躍している
小原くんは、アジア諸国から欧米に至るまで
世界を舞台にした起業家で
自動車を扱ったり食肉コンサルタントも手がけている
多くの失敗や挫折を踏み越えて
立派な実業家になっているお二人と
まだまだ未熟だった学院生時代の話に花が咲いた
４０歳代のお二人は学院で修業した
求めて止まない青春を絵に描いたように生きていた

時の流れに身をまかせ

立て続けのクリスマス会に忘年会
気が付いたら病気の自分を発見
慌ただしく入退院
病院は僕の計算には入っていなかった
快晴の元旦なのに僕の頭とお腹は曇り空
それでも外にそびえる桜島は
去年も今年も変わらない
ただ静かに威風堂々
まだ痛むお腹を抑えながら年賀状を読み
学院に初出勤
愛する卒業生諸君の帰国や帰鹿
大賑わいの笑い声が院長室にこだまする
僕の一番幸せな瞬間だ
そして県観光互礼会と学院新年会
時の流れのスピードに追いつくのがやっとだ
ただ身を任すしかない
今年はどんな一年が流れていくのだろう

鬼の霍乱

あけましておめでとうございます
大晦日に緊急入院
鬼の霍乱です
腹痛をこらえながら紅白の歌声を聴きました
頭痛は耐えられますが腹痛は無理ですね
おかげさまで2016年の邪気が全て消え去りました
2017年の新しい年の朝焼けを
入院室の窓から眺めていると
新しい希望が見えてきます
「青春とは求めて止まね心なり」
今年はどんな年になるのだろう
そんなわくわく感で
病気が吹き飛んでいきます
こんなところでグズグズしてはいられない
明日は退院のお願いをして
大空を羽ばたける酉年に変えなければ