KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

Happy halloween

2009-10-30 22:21:13 | インポート

10月30日は


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スコットランドやアイルランドに起源を持つアメリカのお祝いの夜、

ハロウィーンだ。


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善も悪も、お化けも天使も、

この日だけは仲良く祝おうという、万聖節だ。


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鹿児島でも、30年ほど前、

大々的に仮装を楽しむ夕べとしてハロウィンを広めたのが本学院だ。

当時は、何の騒ぎだろうと、

マスコミまでも取材に訪れたほどの大事になった事を記憶している。

今では、デパートから普通のお店屋さんの軒先にも、

カボチャのお化け、ジャックオーランタンが並ぶほどに、月並みになった。

今日は、僕の誕生日でもある、この日を、

学院生、スタッフ一同で祝ってくれた。


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この世に生を受ける生きとし生ける全てのものは、

例外なく年を取る。

でも僕は、時々、年を取って行くことを忘れてしまうことがある。

今日も、そんな一日だった。


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相撲という日本文化

2009-10-29 19:39:29 | インポート

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関取の素顔に直面したとき、日本文化の真髄を見た。
舞台で演出する演出家は、どんな舞台であっても、
必ずと言っていいほど
観客との意思の疎通がある。
言葉は交わさなくても
演じる側も演じられる側も
互いに合い通じながら舞台が流れていく。
スポ-ツも例外ではない。
しかし、大相撲は、そうではなかった。
関取には観客の姿は映らない。
映るのは、対する相手と行司の仕切りだけだ。
観客がどんなに大声で声援を送っても、
どんな素晴らしい勝利を収めても
そこには表情はない。
能面のような真顔だ。
土俵の上は、異次元の空間だ。
外国人力士やユニークな関取が、
時折、我に返ったように、人間らしく、
微かな喜怒哀楽を現すことがある。
横綱朝青龍が勝利のガッツポーズをあげたとき、
横綱審議委員会は、それを許さなかった。
オーストラリアの新聞では、
スポーツにおけるそういった感情表現を 是としないのは、
理解し難い日本文化と記載されていた。
勝者の思いやりと、
驕りを嫌う哲学は、日本文化の原点だ。

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議論から生まれる真理

2009-10-28 14:03:59 | インポート

午後の、ジョン・フォスター講師の講義はユニークだ。

三つのテーマでディベートさせていた。

その三つのテーマとは、

1) 子供は、もともと野生的で野蛮であり、環境によって慣らされていくものである。

   に反して

   子供は、もともと無邪気で天使のようなものだが、環境が子供をダメにしていく。

2) 人は皆平等である。

   に反して

   平等はありえないことで、願っても適わないことである。

3) 自然は、我々の生活において最良のものを供給する。

   に版して

  文明こそが、人が生きていく上での苦悩を救ってくれる。

さて、学生はどちら側の立場に立ち、どんな思いを述べていくのだろう。

それとも、全く予想だにしなかった真理が見出されるのだろうか?

こんな議論を英語で勉強するから、Serendipity の発見があるのかもしれない。


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三綱領の精神

2009-10-28 11:33:53 | インポート

午前の授業で、タイ・マ-フィ-講師が
日本の企業を代表する三菱グル-プに関しての講義を行っていた。
英語で日本を分析されると、
今まで見えなかった日本が見えてくる。
戦後、三井、住友、三菱の三財閥は解体したが、
系列として脈々と残る日本経済界のドンの1つ、
三菱グループの組織をアメリカ人の視点から解いていた。
日本人の底力である。
三菱グループメンバーは29社、
広報活動関連を含めると、
43社に及ぶ巨大複合企業(conglomeration)である。
ありとあらゆる企業を網羅している。
第四代社長岩崎小彌太の訓話である『三綱領』は、
三菱グル-プの心の柱となっている。

1)所期奉公(Corporate Responsibility to Society)
 事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、
 かけがえのない地球環境の維持にも貢献すること

2)処事光明(Integrity and Fairness)
 公明正大で品格のある行動を旨とし、
 活動の公開性、透明性を堅持すること

3)立業貿易(International Understanding through Trade
 全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図ること


日本人を支えてきた経営理念は、忘れてはいけない万人の心意気だ。
如何に日本社会の正義を世界に発信するか?
目下のところ、
英語という国際社会で通用する言語を駆使する以外に方法はない。

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高校生活を如何に生きるか?

2009-10-27 18:40:13 | インポート

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鹿児島県立志布志高校で全校生徒に対しての進路講演の機会を頂いた。
演題は、『高校生活を如何に過ごすか?』である。
志布志高校は、今年で創立100周年にあたる。
先日、県下の英語ディベートコンテストでは
昨年に続き最優秀高校として表彰され、
英語教育にはかなり定評がある。
ごく最近まで、文部科学省による
スーパーイングリッシュランゲージハイスクールとしての
特別指定校でもあった。
体育館に集合した600人あまりの高校生は、
キラキラと輝いていた。
今年の県下の高校卒業の就職率は36.9%とかなり低い。
大学に行くわけでもなく、
仕事をするわけでもない高校生が増えたと言う。
経済的問題と言うより、
大学に魅力を感じなかったり、
かといって仕事に情熱を燃やしたいと思っているわけでもない。
無気力というか、自分以外は興味なし!
という間違った個性と
依存の檻の中に閉じこもってしまっている若者が増えてきた。
全ては、高校時代を如何に過ごすか?にかかっている。
失敗をたくさんして、対話を重ねて、
コミュニケーション能力を磨いて、
クラブ活動も積極的に参加して、
豊かな人間性に溢れ、
素晴らしい青春時代であった、
と思えるような日々を過ごして欲しい!と、話した。

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