秋の風が体を通り抜けていった
この心地よさを何と表現したらいいのだろう
言葉でも絵でも表現できない
爽やかな風が体を通り抜けて行く時
言葉では表せないほどの喜びを感じる
春の風
夏の風
秋の風
冬の風
風は心のやすらぎ
風は心の恋人
風は大自然の息吹だ
緑の風
青い風
紅葉の風
白い風
風は生き物の活力だ
高校の大先輩
学院の相談役を務めて頂いた
大嵩文雄氏が他界されて49日の日々が流れた
中陰法要の儀式に参列させて頂きながら
こんなことを考えた
大嵩先輩は仏法に生きた
だから
息を引き取ってから7日?7の49日の間
死者は六道のどの道に送られるのか
さ迷いの悩みの日々に審判を待つ
天道
人間道
修羅道
畜生道
餓鬼道
地獄道
迷いの49日が与えられる
49日を遅れると
地獄に送られるかもしれない
49日の日に
お葬式の読経が天界に届く時
祈りの声が届く時
天の審判官の赦しがある
この世の罪が軽くなる
輪廻転生
僕らは永遠に死ぬことはない
様々な道を巡りながら
永遠に生きていく
僕はこの世を去るときに
どんな審判が下され
どんな姿で輪廻するのだろうか
人間界に疲れたから
大空を自由に飛び回る
白頭鷲になれたらいいなあ
大嵩先輩は海が大好きだったから
今頃
竜宮に旅立っているかもしれない