KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

記憶の再生~話すことの意義~

2008-05-19 11:19:44 | インポート


知識を知恵に変換する方法の1つである。
一日を振り返り、
一分そこそこの時間内に、その日にあったことをまとめてスピーチする。
人数が多い場合は、一人、30秒以内でもよい。
別に何も話すことはないと思ったら、
その日は無駄に過ごしたことになる。
突然のスピーチ依頼で、
とっさに思い出す出来事や記憶が、
自分の頭の中の大部分だ。
一番印象に残ったことだからだ。
自分の脳が選択した知識だからだ。
しかし、この印象に残った素晴らしい知識も、
発信することがなければ、やがて消えていく。
話の得意な人と、そうでない人がいる。
ただ単に話をしてもらうという形をとると、
得意な人の独り舞台になる。
不得意な人の知識が知恵になるチャンスが閉ざされてしまう。
不得意な人の知識を垣間見るチャンスさえ殺がれてしまう
不得意な人の知識が、
思いもよらぬ大発見であることがよくあるからだ。
そこで、短い限られた時間の中で、
参加している全ての人が
即興でスピーチをする必要性が生まれてくる。
スピーチは常に対話である方が望ましい。
授業カリキュラムや業務カリキュラムを消化するためには、
スピーチさせる時間がないと
言い訳する社会が今の日本だ。
独裁的だ。
話すことの大原則は、
全員参加だ。
話すことは、呼び起こしたい記憶の再生だ。
話すことで、自分の存在意義が見えてくる。
話すことで、人の素晴らしさが見えてくる。
話すことから逃げてはいけない。
話さないから、思い込みが生まれる。
話すことは、博愛の探求となる。



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