知識を知恵に変換する方法の1つである。
一日を振り返り、
一分そこそこの時間内に、その日にあったことをまとめてスピーチする。
人数が多い場合は、一人、30秒以内でもよい。
別に何も話すことはないと思ったら、
その日は無駄に過ごしたことになる。
突然のスピーチ依頼で、
とっさに思い出す出来事や記憶が、
自分の頭の中の大部分だ。
一番印象に残ったことだからだ。
自分の脳が選択した知識だからだ。
しかし、この印象に残った素晴らしい知識も、
発信することがなければ、やがて消えていく。
話の得意な人と、そうでない人がいる。
ただ単に話をしてもらうという形をとると、
得意な人の独り舞台になる。
不得意な人の知識が知恵になるチャンスが閉ざされてしまう。
不得意な人の知識を垣間見るチャンスさえ殺がれてしまう
不得意な人の知識が、
思いもよらぬ大発見であることがよくあるからだ。
そこで、短い限られた時間の中で、
参加している全ての人が
即興でスピーチをする必要性が生まれてくる。
スピーチは常に対話である方が望ましい。
授業カリキュラムや業務カリキュラムを消化するためには、
スピーチさせる時間がないと
言い訳する社会が今の日本だ。
独裁的だ。
話すことの大原則は、
全員参加だ。
話すことは、呼び起こしたい記憶の再生だ。
話すことで、自分の存在意義が見えてくる。
話すことで、人の素晴らしさが見えてくる。
話すことから逃げてはいけない。
話さないから、思い込みが生まれる。
話すことは、博愛の探求となる。
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