KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

ハロウィン

2006-10-31 14:47:54 | インポート

Dsc02159 Dsc02157 今年もハロウィンの季節がやってきた。日本人は柔軟で天才だ。人間、柔軟で天才でないと進化も進歩も喜びもない。ハロウィンなんて日本人の宗教や文化とは程遠いお祭りだ。異端の教えだ。そんなことはお構いなしに、ハロウィンを楽しむ人々が多い。柳の下の白い着物をきた怨めしい幽霊がカボチャのお化けに変わっただけのこと。信念がなくてだらしないと言う人もいるが、本当は底抜けに楽観的で人生を気楽に楽しめる唯一の人種とは日本人のことかもしれない。


日々是大忙し

2006-10-30 18:02:38 | インポート

Dsc00061_1 ブログを書く事を忙しさにかまけて怠っていました。まとめて近況を書くことにしました。忙しいことは決して良い事ではありませんが、自分で弱音をはかないように、日々是大忙しが、日々是好日になるようにと自己激励です。10月は僕の生まれた月、お月さんでウサギが餅をつき、野山は秋の色で真っ赤に燃え、海外ではハロウィンのカボチャがにやけてる。そんな月であります。学院での授業、鹿児島大学での授業、高校での講義、もろもろの学院外の会議等、息をしている暇もない日々でした。特に印象に残っているのが、エーデルワイズの花が国花のオーストリアのみなさんとのお付き合いでした。世界に友を持つことが、国境を越えた友愛が地球の平和に繋がると確信した日々でした。


教育基本法

2006-10-06 17:53:11 | インポート

Dsc00033_2 昭和22年3月31日、アメリカはGHQの主導のもとで、日本の教育基本法は制定された。「民主的で文化的な国家を建設して・・・世界の平和と人類の福祉に貢献する決意・・・個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期する・・・普遍的にしてしかも個性豊かな文化の創造をめざす教育を普及徹底・・・。」日本側の委員は、「伝統の尊重」という文言を盛り込んでくれるように何度も嘆願した。でも願いは叶わなかった。そして、60年の年月が流れた。60年の歴史の中で、個性豊かなという文言に操られて、個性の個が孤独の孤として成長し、孤立の中で生きている多くの日本人が苦しんでいる。まさに孤性の中で生きている。教育基本法の中に盛り込んで欲しかった「伝統の尊重」とは、互いを思いやり、共に生きる、縁の繋がりで生きてきた日本人の伝統文化のことである。GHQは良く理解していた。この伝統を尊重させると、日本国民が大きな力を持つ事を。日本人は反省した。日本人は目を覚ました。背骨を抜かれた日本人が自分の背骨を取り戻そうとしている。そんな美しい日本の構築を安部新総理に期待する。


所信表明演説

2006-10-02 14:51:46 | インポート

Dsc00043_2 安部首相の所信表明演説の件に、賛否両論はあったが、「世界に開かれた美しい日本」とあった。美しい日本とは、一つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国、二つ目は、自由な社会を基本としながらも、規律を持った国、三つ目は、エネルギーの保持できる国、四つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であると説いている。日本でなければできないことは何かをよくよく模索して、引き出して、洗練して、美しい形で世に出すにはどうしたら良いのかを考えることが、日本が新しい時代を生き抜いていく力となる。新しい時代に備えて、教育の現場はいかなる変遷を遂げるべきか?課題は大きい。


愛の定義

2006-10-01 10:08:05 | インポート

Dsc00035 愛には,なぜ?と言う疑問もなければ答えもない。愛が純粋であればあるほど神秘に満ちている。愛は歓喜の喜びではあるが、苦しみでもあり、悲しみでもある。愛するがゆえに苦しみ、絶望の世界に自分を追い込むことがある。なぜ素直に愛するものを愛してはいけないのか?永遠のテーマである。博愛なんてきれいごとだ。誰も傷つかないように、大きな心でみんなに愛されようなんて、神様だって難しい。イエスはマホメットを愛せないし、マホメットはお釈迦様を愛せない。絶対神を信じている民は、なおさらのことである。だから宗教戦争がおこる。愛の戦争がおこる。戦争は嫌だから、愛を譲り、静かにじっと耐えていく。人間は忍耐の動物か?たしかに人間は忍耐の動物だ。でも、この愛と言う世界だけは、忍耐の動物ではありたくない。やはり真実の愛を求めて生きるほうが、もっともっと人間らしいような気がする。愛に忍耐を持てというのは残酷だ。