１００年前の英語の教科書

百年前の英語の教科書を紐解いてみた。

とても綺麗な解りやすい英語で文法の説明がしてある。

文脈が美しい。

気品ある話し言葉で使えるような文の流れだ。

過去百年の歴史は

それ以前の歴史と比較すると

百年が千年以上に匹敵するぐらいのスピードで進化した。

コンピュータがその要因だろう。

でも、退化していくものがある。

話言葉だ。

遠い昔の

言葉で思いを伝えるしか

方法がなかった時代の話し言葉は美しかった。

でも、英語の教科書が教えるように

時代の流れと共に

言葉が退化していくように見える。

言葉が無彩色になっていく。

機械が人間に取って代わって

話してくれるからだ。

携帯が、i phoneが, i podが, ipadが・・・・・

人間は、

特異点に近づいていく。

口で話さなくても思いが通じると

錯覚し始めた。

言葉を上手に話せない人間が増えていくということは

恐ろしいことだ。

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月光の街

鹿児島では

当たり前のように

夜が来て昼が来る

ついこの前までいた

フィンランドでは

今頃は夜がない

白夜だ

冬になると昼がない

闇の世界だ

夜と昼の世界

大自然の中では

北極地域、南極地域を除いて

夜は暗闇だ

星空が宝石のように輝く暗闇だ

僕の車の駐車場から町の風景を眺めたら

お月様が出ていた

町の光に負けないぐらいに

満月のお月様が出ていた

人工の光が造る夜の風景

人間の生活の形だ

忙しすぎて

自然の夜を楽しむ時間が全くなくなった

時には、人間社会を離れて

暗闇に輝く

自然のままの満月の光に抱かれたい

そんな切なさが月光の道になって

僕を誘っているようだ

大自然が僕を呼んでいる

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ザ・サムライー英語で切るー

英語で切るサムライと言えば、この人物しかいない。

松本道弘先生だ。

何百冊もの本を出版し

知る人ぞ知る

日本が誇る偉大な先生だ。

どんな難問もバッサバッサと切りながら

見事に論破していく。

松本流英語剣法の達人だ。

英語を生業とする教授が

武士道を語るのはおもしろい。

朱子学じゃあダメだ。

陽明学でないとディベートは面白くない。

朱子学のような

答えが1つしかないような

窮屈で絶対的な

四角四面の教育はつまらない。

日本を支えてきた武士道が教える道とは

朱子学ではなくて陽明学だ。

「術は道を求め

道は術を証す」

既成の概念を覆す論法。

そういう意味でも、

これからの教育は

私塾だ。

吉田松陰の松下村塾のような

鹿児島のiBSのような私塾だ。

だから、また、

iBSのみんなに会いたくてやってきたと・・・

先生と意気投合した。

酌み交わした酒は、

熊本の偉人、横井湘南がこよなく愛した赤酒であった。

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花は茶っきり節、男は次郎長

静岡県県知事は他に類を見ないほどに素晴らしいリーダーだ。

傑出した政治家であり文人だ。

奢ることのない礼節の人だ。

ひょんなことから

川勝平太静岡県知事を専任講師とする

有徳塾という有識者の集いのメンバーに加えて頂いて

鹿児島から総勢33名のメンバーが静岡県を訪問することとなった。

教育界、経済界、マスコミ、県知事など

鹿児島を代表するような面々だ。

歓迎してくださる静岡県のみなさんは、

静岡県知事、副知事はもちろんだが

NHKの番組「その時歴史が動いた」のレギュラー講師である

歴史学者の小田原哲夫氏

武士道研究の第一人者

笠谷和比古氏

徳川家康が眠る久能山東照宮宮司

落合偉州氏

フジドリームエアライン（FDA）社長

鈴木与平氏など

静岡県が誇る名士のみなさんに

身に余るほどのおもてなしを頂いた。

日本平に東照宮

二宮尊徳に清水の次郎長

富士山に三保の松原と

名所旧跡に事欠かない

風光明媚な町だ。

深海２４００ｍの深海が育てる

世界唯一の桜海老

半円の淡い緑のドームが川のように流れる茶畑の丘

ミカンに柿に琵琶の里

天竜下りのローカル列車

日本再発見の研修であった。

清水の次郎長の英語塾

二宮尊徳の名言

「道徳のない経済は毒

経済のない道徳は寝言」

武士道を教える「可笑記」

薩摩に始まる武士道の原点

赤い靴を履いた女の子の真実など

溢れんばかりの講義のネタを

頭一杯詰め込んで

知識のお土産の還元だ。

一番の驚きと感激は、知事自らが、忙しい合間を縫って

わざわざ、飛行場までお見送りに来てくださったことだ。

並みの県知事にできることではない。

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コンプライアンス（Compliance）

"Compliance"とは、"規則遵守"のことである。

遵守（じゅんしゅ）とは、

法律、道徳、道理などに従い、それを守ることとある。

戦後60数余年、法律も怪しくなってきた。

道徳も、日本古来の教えとは縁遠い

西洋的なモラルだ。

道理も、資本主義社会に都合のよい

利益追従感溢れる道理だ。

教育も混乱の嵐の中にある。

あんなこんなで

間違ったComplianceが

人間の心を狭めているように思えてしかたないのは

僕だけだろうか？

守るべきComplianceとは？

Complianceを考え直す時代かもしれない。

人間の原点に返る時代かもしれない。

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