KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

Power Spot

2016-05-17 11:44:05 | 日記
西郷 隆盛、大久保 利通、東郷 平八郎、山本 権兵衛
大山 巌、西郷 従道、黒木 為禎、篠原 国幹、村田 新八
伊地知 正治、吉井 友実、井上 良馨と列記すればきりがないほどに、
鹿児島の甲突川沿いの小さな集落であった加治屋町には、明治の維新の中核をなした偉人が数多く誕生した。
大久保は、もともとは加治屋町の生まれではないが、気を感じたのか、幼少の頃、この町に引っ越してきている。
全部で80棟ほどの小さな村だが、鍛冶屋町は、日本では稀なる奇跡の町であった。
僕は、この地をPower Spotと呼びたい。
新規学院生が学院に入学してくると、必ずこの地に立ってもらい、明治の偉人の気力を感じてもらうことにしている。
維新ふるさと館での研修だ。
もしこの地に、この偉人達が誕生していなかったら、今の日本は存在していなかったかもしれない。
彼らは、薩摩独特の郷中教育によって育てられた面々だ。
論語などの四書五経はもとより、島津日新公の「いろは歌」の教えが彼らの教科書の柱であった。
教え教えられる人格形成の教育がいつも中心にあった。
戦後70年の間にほとんど置き忘れられてきた教えだ。
人工知能がどんなに進歩して、鉄腕アトムのような時代になっても、AIやコンピュータ・ネットワークではどうしようもない教育の世界が人格形成だ。
これからの時代に、学ぶべきは人格生成だと、Power Spotがつぶやいているように聞こえた。

たくさんの顔が教えてくれた歴史

2016-05-07 15:39:33 | 日記

窓側の壁にふと目をやると
故人大嵩文雄氏から頂いた
自画像という文字絵に目が動いた
歴史を振り返ると
数えきれない人々の様々な笑顔があった
涙あり別れありと
過ぎ去っていった人々の笑顔が
僕の記憶の中に
天の川の星となって
キラキラと輝いている
感謝の言葉以外の言葉は見つからない
先月のネパールの人々の友愛の笑顔も
僕の瞼の裏にしっかりと焼き付いている

砂に命が与えられた時

2016-05-07 11:31:25 | 日記
第29回吹上浜砂の祭典が始まった
昨日の前夜祭にお招きを頂いて
いち早く砂の祭典を楽しませていただいた
招待作家は
ブルガリア・西アフリカはトーゴ・オランダ・アメリカの4ケ国だ
各作品には
熊本大震災の被災復興を祈って
クマモンの砂像印が刻まれていた
遠くは北海道、名古屋、福岡からの
多くの来賓の皆さんをお迎えして
南さつま市が一段と煌めく前夜祭であった
砂像のお城に打ち上げられる花火と音楽のファンタジー
澄んだ夜空に踊る光の饗宴に
天の川も驚いて
星の瞳の瞬きを繰り返していた
学院の役割は
全工程を通しての招待作家の皆さんの
作品創りのアシストと通訳だ
今回の役務は学院37期卒業生のヤンシーこと
五十嵐泰久君だ
ステージの上で余裕の表情で
堂々と通訳を楽しんでいた
りっぱ!りっぱ!拍手喝采だ
純心短期大学に留学生として学んでいる
台湾からの女子大生諸君も
通訳の役割を終えて
ほっとするかのように前夜祭を楽しんでいた
この砂の祭典は砂像作家の頂点におられる
茶園氏の尽力なしには成し得ない
茶圓氏こそ
心からの敬意と感謝の気持ち伝えたい人物だ
この砂の祭典は5月31日まで開演される