南のふるさとづくり推進協議会主催、「でっかい夢、さつまに乾杯」の掛け声で,第10回南の風交流会が、鹿児島市市内のホテルで開催された。僕自身も、講演やパネルディスカッションパネリスト、招待講師として深く関係している協議会である。今日の基調講演で特に印象的だったのが、鹿屋市柳谷町内会長の豊重さんのメッセージであった。柳谷町を省略してヤネダンと言う。このヤネダンの名物町内会長が豊重哲郎さんである。高齢化して過疎になっていった村に命を吹き込み、人口を増やし、奇跡の村おこしを実現した人だ。人が減り消え行く集落に人口が増え始めた。「自立自興」、「自然発生的、躍動感あふれる全員自主総参加型」「問題意識に感動を与え底上げする」、「情熱の人には人が付く」、「教育と文化を人と人が知恵を出し合って支え合う」「リーダーは文章力、表現力、プリゼンテーション力」、「現場で情熱を持って汗をかく」、等など、発する言葉ひとつひとつにに含蓄がある。お話の後に、「論文研究で、IBSの和田さん(カフカ)という学生さんが熱心に取材に来られましたよ」と、いたく感心して、お話に来てくれた。カフカ!君もなかなか大したものだ。