作り甲斐

　今日のおやつはチョコロールケーキ。今日はチロちゃんちの長男(以下kazくん)がいるので作るのに張合いがあります。
　kazくんは、うちで作ったおやつをいつも美味しそうに食べてくれます。ロールケーキはうちの息子たちにも比較的好評なんですが、他の菓子はあまり食べてもらえないのが現状。先日のシュークリームだって、kazくんはたくさん食べてくれたのに、肝心のうちの息子たちは見向きもせず…。
　ワタクシの両親、ろくな家財道具すら持たずに九州から出てきたような人たち。物心ついたときには母は働きに出ていたわけで、とてもじゃないけど家で手作りのお菓子を焼いてもらった事はありませんでした（まぁ、蒸しパンとか大学イモとかはありましたが）。
　洋菓子を作るようなお母さんがいるお宅はものすごいハイソに見えて羨望の的だったわけですが、実際に自分で作るようになってみると、時間と気持ちさえあれば作れることが判明。結局は「作ろう」という気持ちがあれば、ある程度は作れるものなんですねぇ。
　ワタクシの場合、何かをを作ろうと思うのはかなり好奇心の部分が強いわけです。「これ、自分で作ることが出来るかな」という気持ちから来てるので、手芸でも料理でも「作ってみる」という過程が楽しい。
　それなのにお菓子や料理となると食べてもらえるのが前提になるので、作ってるときが楽しくても、誰も食べてくれないとやっぱり寂しい。ワタクシ、一人暮らしとかになったら作ったものを近所に配り歩くか、もしくはコンビニ弁当で済ませるかのどちらかだと思います。自分のためにメニューを考えるなんてのはありえない。
　はっ、何をつらつらと…。
　つまりですね、うちの家族は食に対する探究心が薄いのか、初めて作ったものになかなか手を出してくれないのが悩みです。もっと何でも食べてくれれば作り甲斐もあるのになぁ。
　とりあえず、友達が来てくれると何かと食べてもらえるので良いわ♪ただ、中学生ぐらいになって男の子ばかり何人か来たら…それはちょっと作り甲斐とかいう範疇を越えそうでコワイけど。