はじめまして!
1年男子漕手の田中隆真です。
1年目自己紹介、トリになってしまいました…
もう年の瀬、こんな時期に自己紹介をするのは何故か?
僕が11月にボート部に戻ったからです。
春に入部し、7月の東北戦後に退部していました。
ボート部のみなさん、シーズンオフに突然戻ってきて機嫌良く朝練に出ている不思議な1年目かと思いますが、当たり前のように受け入れてくれて本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
それでは自己紹介をはじめます!
<自己紹介>
名前:田中 隆真(たなか たかまさ)
出身:奈良県
高校の部活:陸上競技(八種競技)
学部:農学部
僕の地元は海もなければ雪も降らない、照葉樹林の多い場所です。気候はバイオームからお察しください。
北海道とは似ても似つきません。おかげで北海道に来てから、インフル・コロナ・長風邪をコンプリートしてしまいました。
早く慣れたいもんですね〜
ところで、ボート部には新人ノートというものがあります。
毎年、新人が同期メンバーのページにコメントを書き込んでいくノートです。
それによれば、僕の印象は
「風情ありすぎて平安。」だそうです。
趣深いボート部員がいたら、まずは僕を疑ってみるのがいいでしょう。
ちなみにこれを書いた人に一言。もう一つ時代を遡ってくれたら100点満点でした。
冗談はさておき。
高校の陸上部では八種競技という競技をしていました。
2日かけて8種目の競技を行い総合得点を競うもので、とてもおもしろいです。
かなり体力が必要なので競技人口は少ないですが…
僕の高校では、僕の他に八種をやっている選手はいませんでした。
競技そのものは大好きでしたが、なかなか寂しいものがありました。
なので、もし大学でスポーツをするなら、団体競技をしてみたいなぁと思っていました。
ボート部を選んだ理由のひとつです。
大学に入るまで、ボート競技のことはほとんど知りませんでした。
ところが新歓に来てみると、陸上に似た素朴な競技性や、部のあたたかい雰囲気がとても気に入ってしまいました。
ただ、その時はスポーツがしたいと思えず、なかなか決めきれずにいました。
高校ではインターハイを目指し、順位にこだわって競技をしていました。
でも、いつからか人の努力が見えなくなり、人を素直に認められなくなったような気がしていました。
自らの結果にこだわりすぎて人を認められない自分、スポーツをしている自分が好きじゃない。
だから、大学ではスポーツはしないでおこう。そう思っていました。
久我さん(前主将)は僕をボート部に熱く誘ってくれました。
久我さんは努力の過程を含めて人を見ていて、それがなんだか新鮮でした。
ボート部でなら…。ちょっぴり期待して2度目の見学に行き、同期の雰囲気にも惹かれて入部を決めました。
入部してからはチャリで週4茨戸通い。艇庫泊まり。朝練。1限までに帰札。
今までにないキツさと濃さの生活で、あっという間に時間が過ぎていきました。
同期や新トレさんとの時間がとにかく充実していて好きでした。
東北戦では新人エイトのバウに乗らせてもらい、ボートでは珍しいような接戦を経験しました。
ギリギリ競っている感覚が本当に楽しかった…。クルーで力を合わせるのも素晴らしかった。
この時感じた、心踊るレースをたくさん経験したいという気持ちは、今もボートのモチベーションになっています。
より高いレベルでそれを実現するべく、フィジカルも技術も上げていきます。
さて、ボート部にかなり満足していた僕ですが…
当然ながら、東北戦後には仲間の多くが負けを悔しがり、闘争心を燃やしていました。
これを見て僕は、この雰囲気に飲まれたら高校の頃の二の舞になるんじゃないか。
仲間を認められなくなるんじゃないか。そんな風に思ってしまいました。
今考えると、この頃はかなり神経質でした。
また、ちょうど大学との両立に悩んでいた時期でもあり、ゆっくり考える時間がほしくなった僕はボートをやめました。
戻ってきたのは、両立できるかどうか、ある程度見切りがついたことが大きな理由の一つです。
もう一つは、自分のあり方は自分次第だ、と思うようになったことです。
競技から逃げても、人を認められない自分はいなくならない。
それならむしろ、競技を通して自分との付き合い方を変えていきたい。そう思いました。
今、僕がボートをやっているのは、
・技術や体力を磨くこと自体がおもしろい
・ボート部の仲間といるのが楽しい
・仲間と心踊るレースがしたい
・自分探し
大体こんな理由からです。レースに勝ちたいという闘争心は足りてないかもしれません。
夏の間いなかった僕には、戸田の景色も熱気も、正直あまりピンと来ません。
何かの順位や結果を目指して突き進むのにも、まだ少し迷いがあります。それでも、
「初めから目標を決めてかかる必要はない。やっていくうちに生まれてくる気持ちや目標がきっとある。」
という意のことを安永さん(現主将)が言ってくれました。僕はいま、これを信じてボートをやっています。
仲間と高め合いながら、いつか僕も価値ある目標を見つけて進んでいこうと思います。
焦らず、ちょっとずつ変わっていこう。
目標見つけに、さぁ行こう!
1年男子漕手の田中隆真です。
1年目自己紹介、トリになってしまいました…
もう年の瀬、こんな時期に自己紹介をするのは何故か?
僕が11月にボート部に戻ったからです。
春に入部し、7月の東北戦後に退部していました。
ボート部のみなさん、シーズンオフに突然戻ってきて機嫌良く朝練に出ている不思議な1年目かと思いますが、当たり前のように受け入れてくれて本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
それでは自己紹介をはじめます!
<自己紹介>
名前:田中 隆真(たなか たかまさ)
出身:奈良県
高校の部活:陸上競技(八種競技)
学部:農学部
僕の地元は海もなければ雪も降らない、照葉樹林の多い場所です。気候はバイオームからお察しください。
北海道とは似ても似つきません。おかげで北海道に来てから、インフル・コロナ・長風邪をコンプリートしてしまいました。
早く慣れたいもんですね〜
ところで、ボート部には新人ノートというものがあります。
毎年、新人が同期メンバーのページにコメントを書き込んでいくノートです。
それによれば、僕の印象は
「風情ありすぎて平安。」だそうです。
趣深いボート部員がいたら、まずは僕を疑ってみるのがいいでしょう。
ちなみにこれを書いた人に一言。もう一つ時代を遡ってくれたら100点満点でした。
冗談はさておき。
高校の陸上部では八種競技という競技をしていました。
2日かけて8種目の競技を行い総合得点を競うもので、とてもおもしろいです。
かなり体力が必要なので競技人口は少ないですが…
僕の高校では、僕の他に八種をやっている選手はいませんでした。
競技そのものは大好きでしたが、なかなか寂しいものがありました。
なので、もし大学でスポーツをするなら、団体競技をしてみたいなぁと思っていました。
ボート部を選んだ理由のひとつです。
大学に入るまで、ボート競技のことはほとんど知りませんでした。
ところが新歓に来てみると、陸上に似た素朴な競技性や、部のあたたかい雰囲気がとても気に入ってしまいました。
ただ、その時はスポーツがしたいと思えず、なかなか決めきれずにいました。
高校ではインターハイを目指し、順位にこだわって競技をしていました。
でも、いつからか人の努力が見えなくなり、人を素直に認められなくなったような気がしていました。
自らの結果にこだわりすぎて人を認められない自分、スポーツをしている自分が好きじゃない。
だから、大学ではスポーツはしないでおこう。そう思っていました。
久我さん(前主将)は僕をボート部に熱く誘ってくれました。
久我さんは努力の過程を含めて人を見ていて、それがなんだか新鮮でした。
ボート部でなら…。ちょっぴり期待して2度目の見学に行き、同期の雰囲気にも惹かれて入部を決めました。
入部してからはチャリで週4茨戸通い。艇庫泊まり。朝練。1限までに帰札。
今までにないキツさと濃さの生活で、あっという間に時間が過ぎていきました。
同期や新トレさんとの時間がとにかく充実していて好きでした。
東北戦では新人エイトのバウに乗らせてもらい、ボートでは珍しいような接戦を経験しました。
ギリギリ競っている感覚が本当に楽しかった…。クルーで力を合わせるのも素晴らしかった。
この時感じた、心踊るレースをたくさん経験したいという気持ちは、今もボートのモチベーションになっています。
より高いレベルでそれを実現するべく、フィジカルも技術も上げていきます。
さて、ボート部にかなり満足していた僕ですが…
当然ながら、東北戦後には仲間の多くが負けを悔しがり、闘争心を燃やしていました。
これを見て僕は、この雰囲気に飲まれたら高校の頃の二の舞になるんじゃないか。
仲間を認められなくなるんじゃないか。そんな風に思ってしまいました。
今考えると、この頃はかなり神経質でした。
また、ちょうど大学との両立に悩んでいた時期でもあり、ゆっくり考える時間がほしくなった僕はボートをやめました。
戻ってきたのは、両立できるかどうか、ある程度見切りがついたことが大きな理由の一つです。
もう一つは、自分のあり方は自分次第だ、と思うようになったことです。
競技から逃げても、人を認められない自分はいなくならない。
それならむしろ、競技を通して自分との付き合い方を変えていきたい。そう思いました。
今、僕がボートをやっているのは、
・技術や体力を磨くこと自体がおもしろい
・ボート部の仲間といるのが楽しい
・仲間と心踊るレースがしたい
・自分探し
大体こんな理由からです。レースに勝ちたいという闘争心は足りてないかもしれません。
夏の間いなかった僕には、戸田の景色も熱気も、正直あまりピンと来ません。
何かの順位や結果を目指して突き進むのにも、まだ少し迷いがあります。それでも、
「初めから目標を決めてかかる必要はない。やっていくうちに生まれてくる気持ちや目標がきっとある。」
という意のことを安永さん(現主将)が言ってくれました。僕はいま、これを信じてボートをやっています。
仲間と高め合いながら、いつか僕も価値ある目標を見つけて進んでいこうと思います。
焦らず、ちょっとずつ変わっていこう。
目標見つけに、さぁ行こう!