三年目の千里です。
キックオフミーティングを行い、正式に新体制での活動が始まりました。新人も本格的に上級生と合流することとなり、このミーティングが今一度部に意識統一をもたらすものになってくれればと思います。
そして、新年度のスローガンは「化けるように」に決定しました。
提案した私から説明します。込めた意味合いとしては以下の通りです。
一つ目は、他大に北大は「化けた」と思わせるような結果を残してみせるというものです。
先のブログでも紹介があった通り、我々の目標は非常に高いものです。このスローガンは、目標に見合う力をつけるほどに成長するという宣言です。夢や理想ではなく、本当に達成してやるという他大への宣言でもあるのです。
昨年度は目に見える結果こそは残せませんでしたが、今まで積み重ねてきた力に自信があります。私一人の三年間の積み重ねではなく、この部の再建に尽力してきた先輩・関係者全員の積み重ねであるからです。
もうじき他大・OBOGをも鼻を明かすような結果を出せますし、出してみせます。
そして、“化ける“という言葉が帯びる野性は、高い目標に挑み続ける北大ボート部の盛る志を常に示してくれるはずです。
二つ目の意味は、部員全員に“化ける”可能性を信じてほしいというものです。
北大ボート部は真剣に勝利を目指す部です。だからこそ、その活動の中で挫折を経験し、自分の限界が見えてしまうことがあるでしょう。
TTでタイムを維持できないと諦めてしまう、大会で努力と才能の違いを感じてしまう、部活を続けることに苦しさを覚える、誰にも経験はあるでしょう。
それでも今この瞬間に、自分でも思いも寄らない力を引き出すことができたなら、自らに“化けるような“可能性を信じることができたなら、限界だと思っていた世界は限界ではなくなります。
上級生は、今年の結果から来年の結末が大体想像できたでしょう。しかしここまで部にしがみつき耐えてきた我々なら、引退が現実味を帯びてきたこの先の成長は更に加速するはずです。
既に新トレの手を離れた一年生は、自分で考え、行動することに最初は戸惑うでしょう。でも毎日何かを頑張っていりゃ、部活を頑張る意味が君たちの中にきっと生まれます。“自分の部活”にできるはずです。
誰もが新しい自分に“化ける”可能性を持っています。辛いときは皆の背中を一押しし、諦めそうなときは知らない世界に手を引いてくれる、そんな言葉であってほしいと思います。
自分の“想像以上”を想像して、傲慢なほど自由な目標掲げて、一年後全国に化け出てみせましょう。
以上
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