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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

八功徳水

2013年06月22日 | 仏教
 温帯低気圧になった台風が通りすぎた後も、小雨模様の佐賀です。

 さて、「八功徳水」(はっくどくすい)は、「仏説阿弥陀経」に出てくる言葉(経文)です。
 
 天岸浄円先生に聞かせていただいたことですが

 「八功徳水」とは、仏さまが 一滴の水 に感じられる内容を表現された言葉だそうです。

 「八」は、八つという単なる数字でなく、「限りがない」という表現

 「功徳」は、尊い「はたらき」のこと

 一滴の水に無限の尊さを感じ取ることができるのが、仏さまの感性=さとり なんですね。 
 

 ところが、これが私の場合だと、水道ひねって、水をジャージャー流したところで、何~も感じるどころか、当たり前のように思っている。
 
 こういう私のような、鈍感な感性を「無明」(智慧がない)とか「迷い」とか表現されたのです。

 2009年の「心に響くことば」で、先生は、こう書かれています。

 「少し考えてみてください。私たちは自分では一滴の「水」も作り出すことはできないのです。」



  

 
コメント (2)
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