お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

VESAK(ウエサック)祭

2013年06月29日 | 仏教
 26日、福岡県飯塚市のS寺さんにお参り。

 そこで、S寺ご住職が、先月・5月末、スリランカのVESAK祭に出勤された折のお話を聞かせていただきました。

 いつもながら何事も無知の私ゆえ、
「ウエサック祭」のことを初めて知りました。

 仏教徒が多いアジア各国で盛大に行われる仏教最大のお祭り(日本では別々に行う、降誕会+成道会+涅槃会 が一緒になった大法要)だそうです。

 スリランカは、北海道の0.8倍の面積で、人口、約2000万人の70% が、仏教徒。
 スリランカ仏教代表者のウパティサ師のお招きにより、本願寺総長のメッセージ持参のT師、ウパティサ師と親しいI師とS寺ご住職の3名の本願寺派僧侶と同行カメラマンのIさん、計4名で、コロンボでのウエサック祭のご縁に遇われたそうです。
 
 空港はフリーパス、空港には、スリランカの放送局取材班、ホテルまでは白バイで先導。
19時と22時のトップニュースで、日本からの僧侶来訪が報道されたそうです。
 
 町並みには仏旗が並び、会場には、白衣(もちろん、日本の着物とは異なりますが)を着用した一般の老若男女でいっぱい。(その様子は、写真で拝見しました)

 日本からの3名の僧侶方は、2日間にわたる計3回の法要にて、「観無量寿経作法」をお勤めされたそうです。

 また、S寺ご住職がご紹介くださっていました。

 1951年、サンフランシスコ講和会議において、当時、セイロン代表として、会議に出席かれたジャヤワルダナ蔵相(後、スリランカ第2代大統領)が演説で

 「憎しみは憎しみによって止むことはなく、慈愛によって止む」というお釈迦様の言葉を引用し、対日賠償請求を放棄されたことを。

 


 
 

 

 

 
 

 
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