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昨日、東京電力渋谷支店長が世田谷区役所を訪れ、先日来の要請についての回答を持ってきた。不必要な社会・経済の萎縮を回避するために、この夏に「電力供給量」の限界と「電力使用量」のリアルタイム開示をお願いしたいという要請に対して、「御要望のございました世田谷区内に限定したデータはないため、できる限り狭い単位でご提供できるように最大限努力させていただき、23区の1時間実績値であればご提供が可能です」とのこと。待っていた列車はやってきたけれど、ひとつ手前で止まったまま駅に到着するまで1日待たなければならないという隔靴掻痒の回答だった。

東京電力が全エリアで電力使用量のリアルタイム開示をしているが、「東京23区」という単位になると一日遅れになるという説明に納得がいかない。地域別の電力使用量は把握出来ないのに、どうやって「計画停電」の地域別の判断をしたのだろうか。世田谷区と隣接する自治体ににまたがる形で、配電網が存在しているということは「計画停電」時に発表された予定地域名で想像していた。従って、世田谷区の一部でもいいし、隣接自治体も含む「世田谷区を中心とする地域」という情報でもいいと何度も申し上げているが、こうしたデータは存在しない、「東京23区」でしか把握出来ないというのが東京電力の説明だった。全エリアの集計は「15分~30分」で出来るのに、なぜ「23区」となると丸1日を要するのかも理解出来ない。もう一度、本社に照会をして再回答をしてほしいと求めた。

〔引用開始〕 6月9日MXTV

世田谷区・保坂区長要請に 東電「23区なら可能」

世田谷区の保坂展人区長が先月末、東京電力に区内の電力の使用状況を公開するよう要請していた問題で、きょう東京電力から「23区全体であれば電力の使用状況の開示は可能」という回答を受けました。 世田谷区の保坂区長は過剰な節電対策は経済活動に影響を与えるとして、先月末、東京電力に世田谷区内の電力使用状況の開示を求めていました。きょう午前、東電渋谷支社長らは世田谷区役所を訪れ、情報開示について「区の単位ではできないけれども23区全体で前日の1時間ごとの実績値であれば開示可能」と回答しました。これに対して保坂区長は「この回答はもうちょっと前進すると思います。短い期間でこれだけやってくれたことは評価するが“来てほしいギリギリ手前で止まった列車”みたいな感じなので、もう一歩来てほしい」と話しました。

 東電は現在、管内全体の電力の使用について当日の1時間ごとの実績をホームページで公開しています。保坂区長は、23区の情報も前日ではなく当日のデータを公表できないか、国や自治体と力を合わせて引き続き要請していく方針です。

〔引用終了〕

 さて、区長に就任して6月25日で2カ月になる。ただひたすら、目の前の懸案に取り組む日々だったが、区民の皆さんを中心により多くの人々に報告する場を企画してもらった(行政として行なうのではなく、応援団・後援会の主催です)。都合のつく方にはぜひお越しいただきたい。2ヶ月間の報告とともに、3人の各分野からの提言を受けて、それにこたえる形で今後の抱負を語ります。 

 たがやそう、世田谷~保坂のぶと区長就任報告会

 

   日時  2011625日(土) 18:30開始(18:00開場) 20:45終了予定

 

   会場  成城ホール(砧区民会館)(成城学園前駅北口徒歩4分)http://seijohall.jp/access.html

 

   共催  保坂展人と元気印の会・たがやせ世田谷区民の会

 

    参加費  無料

 

 *以下の4月区長選時の推薦人の方々に、専門分野毎に新区政への提案を頂きます。

 

     石山修武さん(早稲田大学建築学科教授)

     大熊由紀子さん(国際医療福祉大学大学院教授)

     宮台真司さん(社会学者)

 新    

新   世田谷区政の報告と抱負         保坂のぶと    

 

 

 



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