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2003年春、世界中の反対を押し切ってアメリカがイラク攻撃に入ろうとしていた時のこと、内閣官房長官だった福田氏と私はエレベータの中でふたりだけになった。「靖国問題」をはじめ党としての要請を官邸に持っていく時に話していたので、私の方から声をかけた。「いよいよ、戦争ですね」、福田氏は私の方を見ながら首を傾げながら「あなたと、私の戦争ですか」と答えたのだ。「いやいや、アメリカの戦争がもうすぐ始まるということですよ」と返したが、そこでエレベータの扉が開いた。この時のやりとりを、最近何度か思い出している。官邸を預かる官房長官だから、日本政府の戦争支持を追及することになるはずの私から、先に「宣戦布告」を受けたと勘違いしたのだろうか。 . . . 本文を読む

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