事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

極私的朝ドラ史PART1

2015-07-11 | テレビ番組

「連続テレビ小説読本」(洋泉社)は、朝の連続テレビ小説が近ごろ(放送時刻変更と軌を一にして)絶好調なので、それをあてこんだ安易な企画本かと思ったら、資料充実、出演者や脚本家へのインタビューもするどく、気鋭のライターの原稿も興味深い。とてもお得な本でした。図書館で借りたんだけど。

連続テレビ小説が、実はラジオの「連続ラジオ小説」から派生したものだって知ってました?だから基本的にナレーションが多用され、画面を見ていなくてもストーリーを把握できるようになっている。炊事洗濯などで忙しい専業主婦をメインターゲットにしているので、これは必然ともいえる。

もっとも、実はわたしは朝ドラのいい視聴者ではない。ゴールデンのドラマをワンクール見るのも苦痛な男なのに、毎日15分、半年間も見続ける?無理無理。絶対無理。

それでも、よほど気に入らない朝ドラでもないかぎり、父親は必ず朝ドラにチャンネルを合わせているので(というかこのオヤジはNHKしか観ない)、オンエアの時間帯にうちにいれば(つまりは土曜日か祝日)必ず食卓でいっしょに観てはいます。しかも朝1回、昼の再放送1回。

様子がわからないので、となりに座る妻に

「で、今度の朝ドラは面白いの?」

と小声で訊くと、五分五分でほめたりけなしたりって感じ。現在の朝ドラは、東京と大阪(JOBK……ジャパン・オーサカ・バンバ・カドッコの略だと芸人たちは笑っています)が交互に制作しているが、彼女は大阪作品への評価が厳しい傾向にある。もっとも、「ちりとてちん」でその評価は思い切りくつがえったのだけれど。

そんなわたしが多少なりとも熱心に見続けたのはもちろん「あまちゃん」だが(近ごろの能年玲奈へのバッシングはどうしたことだろう)、他にも朝ドラの思い出はてんこ盛りにある。以下は極私的朝ドラ史。

PART2につづく

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2 コメント

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Unknown (mumioli7)
2015-07-19 11:38:27
今、BSで「あまちゃん」の再放送をやってるので、また見ていますが、今のより断然面白いです。主演の能年ちゃんは誕生日が同じなので親近感があり、また出てきてほしいのですが、あれだけ事務所ともめると難しいのかな。
朝ドラの主演女優って結構「あの人は今」になってる人多いですからね。
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リメイク? (hori109)
2015-07-19 18:02:32
……と揶揄されるほど「まれ」は「あまちゃん」
に似ているとか。
とか、というのは、親父が蛇蝎のように今の
朝ドラを憎んでいるので(笑)、見ることがない
からです。
思えば「あまちゃん」もそうだったんだけど、
わたしたち夫婦が強引にチャンネルをNHKに
してました。
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