事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「不良役者」 梅宮辰夫著 双葉社

2020-07-21 | 芸能ネタ

昨年末に亡くなった梅宮の、おそらくは聞き書き(週刊大衆連載)。わたしの世代にとっては夜の帝王のイメージが強く、中学時代は「ウメミヤ」と「ツガワ」はそっちの代名詞みたいなものでした。

意図的に映画スターであろうとした彼が、意外なほどプレイボーイの看板をあっさり下ろしたのは、クラウディアさんに一目ぼれしたことと、実は何度も病気をしていたからだったのは初めて知った。

羽賀研二の名前は一度も出てこないが、その怒りだけは強く伝わる。

松方弘樹の「無冠の男」では露骨に松方の高倉健嫌いが強調されていたけれど、この書では(当時の奥さんだった)江利チエミが東映本社に怒鳴りこんだエピソードが語られ、いやしかしこれってばらしてよかったのかと……ほんとに健さんのことを梅宮は尊敬してたのかなあ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明細書を見ろ!2020年7月号 ... | トップ | 「猫を棄てる」 村上春樹著 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

芸能ネタ」カテゴリの最新記事