梅宮辰夫が亡くなったのには、やはりしみじみ。わたしにとってはどうしたって「前略おふくろ様」の秀さん。“昔いろいろあったろう”感こそが梅宮の真骨頂。実際にいろいろあったしね(笑)。
女性をたらしまくったイメージがあるので、当時の酒田市立平田中学校の悪ガキたちは
「ツガワぁ」
「ウメミヤぁ」
と色悪たちを表現していたものだった。
なにしろバカだったので、廊下で
「おう、そこの二枚目」
「あっしのことかい?」
と必殺系のやりとりをやってました。バカ。
それはともかく、彼が最期までクラウディアさん(すんごい美人だよね)を必死で守っていたのは伝わった。娘がとんでもない男と出来てしまったことに痛恨の思いでいたことも。んで、そのことをあんたは言えないでしょと全国から突っこまれていたあたりが彼の徳というものだ。皮肉ではなしに。
彼の最高傑作は文句なく「京阪神殺しの軍団」。そう言えるだけの作品がのこっているだけ幸福な芸能人生じゃないすか。わたしはそのことをうらやむ。
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