事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「遊撃の美学」 中島貞夫 ワイズ出版

2008-04-07 | 芸能ネタ

Htbookcoverimage 笠原和夫深作欣二丹波哲郎につづいてはこの人。ワイズ出版のディープなインタビュー集ってほんとに面白い。この時代の映画界の豊潤さ、あるいは貧困がこの面白さを生んでいるんだろうけれど。

東映で深作欣二と二枚看板だった中島監督が自作を語り下ろす。深作と比べてどこか冷静なところがファン層にも影響しているのかも。東大で倉本聰と同期だったというインテリぶりも背景にあるだろうか。そのことが幸福だったか不幸だったかは微妙。

東映という、なんでもありの会社に便利に使われすぎたのはこの人も同様だ。“遊撃”が美学だったか、これもまた微妙なのである。

Nakajimasadao

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