事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2020年2月号PART2 わたしが忖度します

2020-02-28 | ニュース

PART1「まだ4月1日じゃないのに」はこちら

「何が何でもやらないといけないわけではない」

文科省幹部が期末テストを実施できない学校について。いいねえ。うちの県の高校入試でも面接をとりやめるとか。うんうん。馬鹿げた実態をそぎ落とす意味では、首相の“要請”は意味があったなあ……なわけがない。

首相の内心を“忖度”してみましょうか。

なにが対応が後手後手にまわってるだよ。おれほど果断な人間はいないぞ。まあ桜関係でここまでもめるとは思わなかったな。ちょっとしんどいな。

支持率が下がってる?だいじょうぶだ、すぐに回復するから。検察の定年延長?それもだいじょうぶ。インテリの指弾は下々の人間は忘れてくれるから

え、株が下がってる?日本の株は売り状態か……そりゃまずいな。それだけはまずいな。おれの政策はそれだけで保ってるんだから。なんか一発やってやんなきゃな。そうだ学校を休校させるってのはどうだ。

知見が得られていない?まだわからないのか、そんなものは必要ないんだ。

ガツンとかましている、って姿勢を見せればいいんだ。それで世間はついてくる。文科省?おいおい彼を大臣にしたんだよ(笑)。反対するはずないじゃないか。

いいか、すぐにやれ。だいじょうぶだみんな従う。よく考えてみろ。あの意味のない学力テストまで諾々とみんな受け入れてる。反抗する自治体なんかないって。理屈はあとからついてくるんだ。つっぱしれ!!

……バカな人間がトップにいると現場が苦労する典型。おやおや、その意に刃向かう自治体も。おー。

PART3「三冠王ふたり」につづく

 

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退職事務2020その5 退職互助部

2020-02-28 | 公務員

AMAZONS/アマゾンズ「Precious Melody」Music Video|大滝裕子・斉藤久美・吉川智子

その4「任意継続組合員」はこちら

帰りがけに、職員から話しかけられる。

「(育休中の)女房に勤務先の事務職員から書類が送られて来たんですよ。えーと、退職互助部ってなんすか」

「あ、きみたちは同学年なんだな。きみにも来てるんだよ。退職互助部ってのはさあ、35才の年に入るか入らないかの一発勝負で、入ると給料の6/1000を毎月掛金として引き去るわけ」

「引かれるんですか」

「もちろん積み立てるんだけどね。で、それから25年間、300か月にわたって積み立てると……なんと70万円ぐらいになるの」

「ほお」

「で、それを原資にして医療費の補填とかをやる制度に加入するか、あるいは」

「あるいは?」

「その70万をそのまま受け取るかだよ」

「へー」

「まあ、それは60才のときの選択だけどな。ほら、うちの職場には選択中のが3人いて、人それぞれなんだけどさ。まあ、いまのところは小っちゃい財形みたいなもんだと思えばいいんじゃないか」

「みんな入るんですかね」

「おれ、何人も加入するか選択させたけど、入んなかったのは一人だけ。旦那から『そんなわけのわかんないものに入るな』って言われたらしくて(笑)」

「そうっすかー」

……結局、この夫婦はふたりとも加入することになった。さて問題は60才組だ。三川の会場でもいろいろと語られていたが、灰皿まわりでは

「もらうよ金」

「ほう、あっさりだな」

「だって職場に来る保険のおばちゃんが、そんなものに入るのはやめなさい!って」

まあ確かに、民間の保険会社にとっては蛇蝎のように憎い存在だろう。以下次号

本日の1曲はアマゾンズです。どうしてって?メンバーのひとりは大滝裕子じゃないすかっ。

コメント (2)
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