柴田淳 月光浴 PV
2019年2月号PART3「原子力という商売」はこちら。
あ、さすがに忙しかったので名言の収集を忘れてた。でも2019年3月は簡単。イチローの引退会見と内田樹の衝撃的なまでの講演があったから。
「僕には感情がないと思っている人もいますけど、意外にあるんですよ。結果を残して最後を迎えられたら良かったですけど、それでも最後まで球場に残ってくれて、そうしないですけど、死んでもいいというのはこういう時なのかなと思いました。」
「その何年か前からアメリカでプレーしたいと伝えていたんですけど、仰木監督ならおいしいご飯とお酒を飲ませたら、うまくいくんじゃないかなと。まんまとうまくいきましてね。口説く相手に仰木監督を選んだのは大きかったですね。ダメだダメだと言っていた人が、お酒でこんなに変わってくれるんだと、お酒の力をまざまざと見ましたし、しゃれた人でしたね。仰木監督から学んだモノは、計り知れないですね。」
「(野球の魅力とは)団体競技なんですけど、個人競技なんですよ。それが面白い。個人としても結果を残さないと生きていくことはできない。本来はチームとして勝っていけば、チームのクオリティーは高い。でも決してそうではない。あとは同じ瞬間がないということ。必ずどの瞬間も違う。これは飽きが来ないですよね。」
金言の宝庫。そして同時に
「そんなアナウンサーみたいなこと言わないでくださいよ。」
というウィットの人でもある。さあこれからたーくさんの人たちが彼の名言を引用することだろう。どの部分を引用するかが勝負だ。野球だ。野球に神様というものがいなかったら、日本で彼の引退試合が行われるなんて奇跡はなかなか。
PART2内田樹篇につづく。
本日の1曲は内容とまったく関係ないけど柴田淳の「月光浴」。久しぶりに聴いたらすごくよかったので。