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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

精霊の守り人みたび

2019-03-21 | 大河ドラマ

PART2はこちら

呪術師トロガイに、4時間もかけてメイクした高島礼子(美人である彼女を起用した意味が最後に理解できます)、聖導師に平幹二朗(急逝したのでシーズン3は鹿賀丈史に交代)、戦闘能力的にバルサに引けをとらないシハナに真木よう子……

強力なキャストと大森脚本があり、4K画像とCGで、およそ日本で撮影されたとは想像もできない映像がありつつ、どうにも面白くないんですよ。

それは一にも二にも展開が遅すぎるから。ドラマが進んでいかないの。あふれるほどの分量の原作がありながら、どういうことかしら。しかもシーズン2「悲しき破壊神」はお話が陰惨すぎてどうにも。オープニングが壇蜜の処刑シーンというのはちょっとうれしかったけど。

ところが、最終章にいたって爆発的に面白くなる。っていうか感動。どんな部分だったかというと、ジグロ(吉川晃司)とバルサ(綾瀬はるか)が親子として真の意味で和解する展開。

「わたしさえいなければと思ったはずだ。殺せ」

とジグロに迫るバルサへ

「お前とすごしたことを後悔したことは一度もない」

と抱擁するジグロ(の亡霊)。いやー、ドラマの王道とはいえ、これは泣けたな。そして長期シリーズのエンディングがひたすら静かであるのもすばらしい。

役者でうれしかったのは、あきらかにナチスドイツもモデルにしたタルシュ帝国のラウルをクールに演じた高良健吾。「横道世之介」の彼もすばらしかったが、あのルックスを存分にいかしていた。同様に、Dragon Ashの降谷建志が「八重の桜」の齋藤一役につづいてけっこうでした。

「STAR WARS」(一作目)や「ひまわり」(ソフィア・ローレン)などの要素もとりこみながら、少なくとも最終章は傑作。見続けてよかったよかった。そして、原作にもこの金言はあるのかな。

「誰かのために生きるなら、顔も知らない者のために生きろ」

為政者たるもの、こうでなくっちゃ。

コメント (2)
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うまい店ピンポイント2019 春休みラーメン祭りVol.03 四川料理 仁(じん)

2019-03-21 | 食・レシピ

Vol.02「ラーメン哲 おやじ味噌篇」はこちら

チャリ通も三日連続となると行く店も限られてくる。足腰もへたってるし。

ってことで安全パイの三日月軒駅東店へ……臨時休業。

お向かいの麺屋新三へ……高校生のチャリがいっぱい。

そうなんだよな、春休みって高校生たちがラーメン屋にたむろす時期でもある。まあ、いまのうちに酒田のラーメンを食べておけ。で、県外に就職したり進学すると、鮭が帰ってくるように盆正月にラーメン屋にまた帰ってくるのよね。

さて呆然。どうしようとあてもなくチャリをこぐ……あ、あそこがあるじゃないか、機関区近くに「仁」がっ。名物の麻婆ラーメンをいただきました。営業マンとか作業服を着た人たち御用達の店でもある。確かに、ここに高校生たちが集まるって図は想像できないもんなあ(笑)。おいてある雑誌の見出しには「真梨邑ケイ撮り下ろしヘアヌード」と。高校生にはマニアックすぎます。おじさんは見たかったなあ(T_T)

Vol.04「照月」につづく

 

 

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