箱根芦ノ湖湖畔の元箱根から徒歩1分の「玉村豊男ライフアートミュージアム」に行った。
玉村豊男はエッセイストで農園主でもあり、TVにもコメンテーターとしてときどき出演する。私は生活を楽しむ達人としてかねてから敬愛しているので、一度彼の絵を見てみたいと立ち寄った。
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絵は精細な植物画だが、図鑑などの絵より、花の美しさを強調というより見事に引き出していて、我が家の壁に一枚欲しくなった。手前の部屋に並んでいるリトグラフ(一種の版画)でも10万円以上、その奥の部屋の原画には値段がなかった。いつの日か、自分で描くことにしよう??
写真は記念写真程度なら撮ってよいと言われたが、つい詳細に撮ってしまうので、遠慮した。「玉村豊男ライフアートミュージアム」のホームページでごらんあれ。
館内は、ゆったりとした配置で、集えるよう大きなテーブルを置いてある場所もあり玉村さんがなにかイベントなどをすることもあるようだ。本格的ピザのレストランも併設している。
300mほど南の成川美術館へ行った。ここは、現代日本画4000点余りを所蔵する美術館で、奥様が好きな平山郁夫を40点、母が好きだった山本丘人を150点と多く所蔵しているので、箱根に来るたびに寄っている。総長50mというガラス張りの休憩所の窓からの芦ノ湖の眺めが見事だ。
展示中の美人画の中で目を引いたのは、歌舞伎の女形で人気の坂東玉三郎を描いた堀泰明制作の六曲一双の屏風だ。
まずは、芦ノ湖と右上の駒ケ岳山頂のケーブルカー駅をご覧あれ。
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そして、芦ノ湖に浮かぶ海賊船。晴れていれば、対岸の箱根神社の鳥居の向こうに富士山が堂々と鎮座しているのだが。
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屏風絵のような景色を眺めながらカフェで昼食とした。まずは、抹茶と和菓子。
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そして、ピザ。
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奇妙な取り合わせのうえ、ケチってコーヒーや紅茶を注文しなかったため、店員さんに何度も確かめられた。会計のときにも、「喉が詰まりませんでしたか?」と気遣われて?しまった。いや、けっこうなお手前でした。