hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

渋谷から銀座へ

2009年05月06日 | 行楽
井の頭線から地下鉄銀座線へ行く連絡通路の壁に岡本太郎の壁画がある。先日知人から「あれはやっぱり一度見ておいた方がいいわよ。なにしろ大きいから」と言われていた。
2003年にメキシコで発見された「明日の神話」と題する横幅30mの壁画で、修復してここ渋谷に展示されたものだ。第五福竜丸が被爆した水爆の爆発の瞬間と表現したものだそうだ。確かに迫力がある。芸術は爆発!





第五福竜丸といえば、ビキニ環礁での水爆実験による「死の灰」を浴びた久保山愛吉さんが亡くなったのは50年以上前のことだ。遠い目になって思い出すと、当時は急に雨が降ると、放射能が含まれていてハゲるというので、ハンカチを頭に乗せたり、あわてて駆け出したりしたものだった。後遺症が今頃訪れるとは、頭にくる??



ハチ公前の広場を見下ろすと、スモーキング・エリアがある。年寄りがいかにも美味そうにタバコを吸っているのは絵になるが、若い人が群がっているとアヘン窟みたいだ。



と、年寄りがイヤミを言いつつ先を見ると、写真左端のハチ公が見つめるJR渋谷ハチ公口の前に車両がある。



「いったい何?」と思いつつ、スクランブル交差点の人の流れを感心して眺める。これほど効率よくすれ違うのは日本人の特技によるものなのだそうだ。確か、もっとも込み合うときは、1分間に2千人が行き交うと聞いた。



ことがあるような気がしつつ、地下鉄銀座線に乗る。日本最初の地下鉄銀座線の開業は1927年だから、82歳のお年寄りだ。昔話ばかりで恐縮だが、地下水汲み上げが少なかった昔は、トンネルからは地下水がしみ出していて、地下鉄に入ると夏でも涼しかった。また、給電方式切替のため、どこかの駅の手前で一瞬電灯がいっせいに消えた。つり革は金属で出来ていて、ばねで網棚の方向へ押し付けられていて、走行中にブラブラしないようになっていた。



銀座駅で降りて、三越と和光と、三愛ビルに囲まれた四丁目の交差点へ。





築地方面へ歩いて、連休中も空いていたすし屋に入り、ランチメニューを注文。いつものように、出てくるなりむしゃぶりついたので、おいしかったのに写真なし。代わりに、可愛い醤油さしをごらんあれ。




醤油を注ぐとき、一生懸命ふたを押さえていたら、



ふたに根が生えていて、傾けても取れないようになっていた。



店を出ると、太鼓の音がする。なんかのイベントだ。



獅子舞に子どもが頭を噛まれている。



松戸物産のテントで買ったアイスプラント。水玉に見える部分は食べるとプチプチして面白い食感だ。





銀ブラ(古っ)については次回。









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