hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

箱根湿生花園

2009年05月26日 | 行楽
箱根仙石原の湿生花園へ行った。ここは湿原、川や湖沼に生育している植物を中心とした植物園だ。

まず、アヤメ類の見分け方。



花に黄と紫の網目もようがあり、葉は細くてたいらで、乾いた所に生えるアヤメとヒオウギアヤメ





花に白いすじがあり、葉は幅広くたいらで、水辺に生えるカキツバタ



そして、写真がないが、ノハナショウブは、花に黄色いすじがあり、葉は中央に太いすじがあり、湿地に生える。


「夏がくれば思い出す・・・」という歌で尾瀬のミズバショウは有名だが、実際は6月の雪解けとともに咲く。ここ湿生花園では4月が花の盛りで、5月中ごろは下の写真のように、ただ葉がやたらと伸び広がっていた。



途中、タラノキを見つけた。良く見ると、目の前にタラノ芽がある。一度だけ採りたてのものを天ぷらで食べたことがあるが、大騒ぎするほどのものではないと感じた。





奥には仙石原湿原が広がる。湿生花園は12月から3月19日までは閉園するが、この湿原は雪野原になるのだろう。



富士山、大雪山などに咲く日本の代表的高山植物を集めた区域がある。
アッツザクラは、アジア太平洋戦争で激戦のあったアリューシャン列島のアッツ島とは無関係とわざわざ書いてあった。



コマクサ、ミヤマオダマキが可愛らしい。





「クロユリは恋の花」という歌があったと思うが、こんな深みのある色の恋とは?



その他、9輪以上あるクリンソウや、サクラソウとシャクナゲなど多くの花々、木々があった。







のんびり歩いても40分位で回れ、適当な散歩になる。入園料は大人700円。


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