ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

竹内栖鳳展

2013-11-22 17:13:52 | お出かけ&旅

毘沙門堂 ドウダンツツジ

昨日は山科疎水歩きのあと、京都市美術館で竹内栖鳳展を見た。
美術館のある岡崎方面まで来ると平日なのにけっこうな人出。
昼食を食べ損ねかけたが、コンビニで軽食を買ってお店の前の椅子で済ませた。
竹内栖鳳は名前くらいしか知らなかったけれど、襖絵など大きい画が多くて見応えがある。
従来の日本画に西洋画要素を取り入れて、中国の水墨画もこなしたり、若いときから晩年まで新しいものを追及、勉強を怠らず、どんどん画風も変わっていく。
絵画なのにまるで写真の前ボケ後ろボケみたいな絵があって興味深かった。
朝出かけるときは美術館に寄るつもりはなかったので、メガネを持って行かず、ライトダウンの館内で目をこらした。
メガネは館内などしか使わないので、先日、カラー近眼用から透明遠近レンズ(私にしては高かった)に入れ替えてもらったのに、なんのこっちゃら。
今日は難聴サークル11月の例会行って、12月の段取りやら連絡で午後中メールやfaxやり取りして、昨日の歩き疲れに疲れが重なって頭がうまく回らない。

山科毘沙門堂

2013-11-21 21:00:57 | お出かけ&旅

天気もよろし、紅葉も見ごろに。
「そうだ 京都、行こう」
毎年、どこか、行ったことないお寺を探してみる。
京都市街地から外れた山科なら、そんなに人出も多くないやろ。
山科駅のチラシマップを手に、地図を頼りにひとりテクテク、山科毘沙門堂へ。
拝観料不要の外からでも見られるが、堂内に襖絵や天井画ががいろいろあった。

仁王門、観音堂


↑この一角が「オオッ!」と声が出そうなくらいに、モミジとドウダンツツジで真っ赤になっていた。
見た目ほど写真の色が出なくて残念。



参道の紅葉はまだ青っぽく、ピークは来週になりそうだ。

手元にマップもあるし、山科疎水沿いの散策路をゆっくり、もみじ写しながら歩いた。
風があっても日が照っていると暖かく、ほとんど人気のない静かな疎水に鮮やかなモミジが生えていたりして、しみじみと秋に浸ってシアワセな気分に。

頼りない手続き

2013-11-20 16:28:44 | 日常&生活

今日も寒い目。
昼過ぎまでおひとり様こたつぬっくり、ゆっくり。
あわてて年金振り込みの手続きに行って、子どもの使いみたいに、印鑑が違うとか、通帳が要るとか、出直しで往復2回。
元々お金の管理には疎いので、年に1度のことは忘れ切ってしまうのね。

こたつのカバーリング

2013-11-19 17:52:11 | お出かけ&旅

比叡山ガーデンミュージアム

寒い。新しいこたつ布団出した。
今までこたつ布団はずーっとカバーリングして使っていたけど、新品のときにそのまま使って、汚れが目立ち始めてからカバーかけるほうが合理的なような気もする。
カバー外して使う頃には本体生地が傷んでたり、綿がへたってたりするからね。
いや、そもそも、カバーかけるという発想がけち臭いんだけど、薄汚れたお布団より、洗いたてのカバーのほうがマシだもん。
というか、汚さないようにしたらええねんけど、よくこぼす。夫も。
というか、コタツなんて止めときゃいいんだろけど、足元温めたら室内温度低めでもオッケーだし、うたた寝も昼寝も心地よく。
寒さに強くなったとはいえ、こたつは冬の必需品だ。

読んだ本

2013-11-18 20:58:29 | Book&Art&TV

『耕せど耕せど 久我山農場物語』  伊藤礼
久しぶりに本読みながらゲラゲラ笑えた。
齢80にならんとする伊藤礼翁の、ラブミー農場運営の記録である。
伊藤礼は60歳を過ぎてから自転車に目覚めロードバイクにまたがって走り回り、「自転車ぎこぎこ」「こぐこぐ自転車」などの愉快なエッセイを書いている。
農場が聞いてあきれるが、翁の自宅の庭、わずか12坪のいわゆる家庭菜園という規模のものに、小さな耕うん機まで購入して野菜作りに励む。
家庭菜園であるから、そこそこに思い入れがあり、緻密な農場計画表を作ったり、大好きな慈姑をプラスチック容器で育てたり、にっくき青虫と格闘したり、真夏に草ぼうぼうになってしまって茫然としたり、野菜作りの悲喜こもごも。
一度でも家庭菜園をやったことがある者にとっては身に染みて可笑しい。
何も植わってない農地はそれはそれで心安らぐとも。
夫は5年ほど前に貸農園を借りることを止めてしまったが、たぶん、たかが家庭菜園なのに完璧にやろうと入れ込み過ぎてしんどくなったんでは?と思う。
「農業と言う事業は耕耘、施肥、種蒔き、育成、草取り、収穫、消費」
家庭菜園といえども、家人にとっては消費はなかなかたいへやしね。

暖か

2013-11-17 21:02:40 | 日常&生活

午後用事で大阪梅田まで出ていった。
阪急グランドビル、行きつけない繁華街は野原ををうろつく3倍以上の気合いが要るね。
ダラダラ変わりばえしない毎日で空が低い気分だったけど、次の週末は、たのしみができた!

読んだ本

2013-11-16 10:51:39 | Book&Art&TV

『私は負けない「郵便不正事件」はこうして作られた』
村木 厚子
ニュースや週刊誌で読んだ印象では、この事件は担当検事のFD改ざんと隠匿が大きなポイントになっていたような感じだった。
しかし、村木さんの本を読むと、検察の取り調べについて重きが置かれている。
やってもいないことを自白するなんて…ふつうの人はだれでもそう思う。
パソコン遠隔操作事件で4人が逮捕され、そのうち2名が無実なのに自白したということがきっかけでこの本を書かれた。
客観的事実や証拠など無視して、検察が描いた筋書き通りに取り調べ調書が作られていく過程が生々しく綴られている。
検察相手に勝つなんてことはありえず、ただ負けないことだけを心がけたそうだ。
長引く拘束で心身ともに疲弊、「家族や知人に迷惑かけるから罪を認めなさい」「他の人は皆、関与を認めた」「今なら軽く済む」etc.
早く保釈されたい一心で検事が作った都合のよい調書に印を押す。
罪を認めた者は早々と保釈され、無実なのに罪を認めない村木さんは延々5か月も拘置されることになった。
一般市民でもいつなんどきどんなことで引っ張られるかわかったもんじゃない。
取り調べの可視可は絶対必要です。
個人が薄々おかしいと感じていながらも、自分だけじゃない、よそも同じようなもん、上の言うとおり、周りに合わせといたらいい。
メニュー偽装問題も日展書道不正審査も組織という枠内にいると鈍感になってしまうのね。

絵になる洋梨

2013-11-15 11:04:12 | 食べもの&グルメ

洋梨ラ・フランス

昔、梨の缶詰というのがあり(今もあるかな)ラベルの絵も食べなれている梨とは全く違う形の、味は缶詰っぽい甘さだけのざらざらした食感ので美味しいとは思わなかった。
ラ・フランスが出回り始めたときも、その形が何やら懐かしく、おそるおそるという感じで食べ始めたが、梨とリンゴと桃を掛け合わせたような不思議な味わいで、それなりに美味しい。
そして、この油絵を描きたくなるようなフォルムと色合いに見とれたりする。

スキニーとレギンス

2013-11-14 22:12:04 | 日常&生活

この前買ったユニクロパンツはスキニーではなくて、レギンスだった。
ヒートテックレギンスパンツというのが正しい。
レギンスっていうとなんかベビーウェアのイメージだ。
で、スキニーとレギンスの違いって?スパッツ、タイツもなんだか怪しい。
たぶん、ウェストフリーのゴムがレギンス、ジッパーベルトタイプがスキニーみたい。
だけど、今回買ったレギンスは表布がサテン生地風合で艶があるので、赤ちゃんレギンスのようなニットモコモコ毛玉感はなし。
パンツもレギンスも呼び名は進化する。老化する脳は追いつけない。

『遺体 明日への十日間』

2013-11-13 19:54:54 | 映画

近くの公園へ桜もみじを撮りに行ったら、にわか雨に振られて即退散。
夕方にも時雨れて、霜月らしい空模様になった。

市の人権行事で日本語字幕付の『『遺体 明日への十日間』を見に行った。
ルポルタージュ「遺体 震災、津波の果てに」を元にした映画。
2011/3/11 東日本大震災で釜石市の半分が津波に襲われ壊滅、体育館が臨時遺体安置所となる。
次から次へと運ばれてくる泥だらけのご遺体(リアルには映されてない)
西田敏行が元葬儀会社員、現民生委員の役、ボランティアで遺体安置所の管理人として熱演している。
画面はかなり暗く寒々しく人の表情もはっきり見えない。
だけど、現場は長く停電もして、もっともっと暗くて寒かったんだろうね。
体育館も泥だらけ、きっと、津波のあとはそこいらじゅうこんな泥水に浸かっていたんだろう。
津波というとただ海の水がダダーッと押し寄せるだけみたいに思ってしまうが、現実はヘドロだらけの水がべっとりと埋め尽くすんかと。
津波の直後の被災地は、救援がクローズアップされてしまうけど、たくさんの亡くなった人たちがちゃんと棺に納められて葬儀されることもとても大切なのです。