
近くの公園へ桜もみじを撮りに行ったら、にわか雨に振られて即退散。
夕方にも時雨れて、霜月らしい空模様になった。

ルポルタージュ「遺体 震災、津波の果てに」を元にした映画。
2011/3/11 東日本大震災で釜石市の半分が津波に襲われ壊滅、体育館が臨時遺体安置所となる。
次から次へと運ばれてくる泥だらけのご遺体(リアルには映されてない)
西田敏行が元葬儀会社員、現民生委員の役、ボランティアで遺体安置所の管理人として熱演している。
画面はかなり暗く寒々しく人の表情もはっきり見えない。
だけど、現場は長く停電もして、もっともっと暗くて寒かったんだろうね。
体育館も泥だらけ、きっと、津波のあとはそこいらじゅうこんな泥水に浸かっていたんだろう。
津波というとただ海の水がダダーッと押し寄せるだけみたいに思ってしまうが、現実はヘドロだらけの水がべっとりと埋め尽くすんかと。
津波の直後の被災地は、救援がクローズアップされてしまうけど、たくさんの亡くなった人たちがちゃんと棺に納められて葬儀されることもとても大切なのです。