
7/18 山頂近くの1200人収容できる白馬山荘はちょうど、長野県と富山県の境に建っている。
視界が良いと、能登半島まで見えるそうだ。
昨日17日の登りで足の筋肉が悲鳴をあげ、これで筋肉痛になったら、下山もできないと、昨夜友だちにもらった鎮痛剤を飲んでおいたら、傷みはゼロ。快適に歩くことができた。
6:15出発。

ツクモグサ
下りの行程が長いので、時間的にゆっくり花の写真も撮れないけれど、あ、これは珍しそうという花だけはコンデジLUMIX ZX1で即写。

15分ほどで白馬岳(2932m)頂上に到着。

薄曇りながら視界はハッキリしていた。

尾根のゆるやかなだらだら道は快適。この先の緑の尾根道が、NHKドラマ「坂の上の雲」のオープニングテーマの映像の場所になっていたのかな。


イワベンケイ

ザレ場下って、小蓮華山に向かう。


コマクサとシナノキンバイ?
砂礫地帯に深く根を下ろして咲く高山の花の女王の「コマクサ」もあちこちに咲いている。
二十歳の頃、どれほど、登山と高山植物に憧れたことだろう。
今頃になって、自分の足で登れて、この目で見られて、とてもうれしい。

雪渓とお花畑 周りでは一眼レフカメラを構えてゆっくり花を撮る人も少なくなくて、ちょっぴりうらやましい。

三国(さんごく)境は長野県、富山県、新潟県の県境にあたる。

歩いてきた白馬三山方面を振り返って、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。

小蓮華山まであと少し。


8:00 小蓮華山(2766m)頂上。山荘から2時間歩いてきた。銅剣のようなものが突っ立ている。
帰宅してから名前を調べた。タカネヤハズハハコ

少し行くと、眼下に白馬大池が見えてきた。どんどん下っていく。

年により咲いたり咲かなかったりのコバイケイソウ、こんなにたくさん咲きそろっているのを見たのは初めて。後ろの山との調和もよく、高いところまで苦労して登って来た甲斐があったなぁとしばし感慨ひとしお。


見えているのに、なかなかたどり着けない白馬大池。
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