憧れの白馬岳へ 2011年7/16~7/18
7/17 今まで写したことがないので、がんばって撮った ウルップソウ
←クリックすると大きな画像 まだまだ頂上ははるか上。
登山道のそばでは、高山植物の名前の書いたホワイトボードを置いて、花ガイドさんが案内していた。
知っている花はもう無視というか、とにかくしんどくて、見られない、写せないでヘトヘト。
途中の避難小屋の横にもパトロールの人が待機していて、小屋に入りかけたら「どうしました?」と。
足に消炎剤を塗りたいので、と言ったら、小屋の戸を閉めよせてくれた。
塗り塗り薬も気の問題だろうけど、そのときはスーッとして気持ちいい。
ヤマクワガタとミヤマオダマキとおじさん
11時、白馬山荘まであと300mのこの辺りでギブアップ、岩に寄りかかって白目むいてたら(笑)通りがかりのおじさん↑が上のほうを指さして
「もう少しで村営宿舎に着くよ、今日は雷雨注意報が出てるから早く登ってしまったほうがいい、山小屋なら雷が来ても安心」
「けど、泊まりはもうひとつ上の白馬山荘なんです」
「村営宿舎からはあとは尾根伝いにゆるゆる登るだけだからしんどくない、がんばり」と励ましてくれた。
登山道の脇の雪渓 ガスが切れて白馬山荘も見えてきた
しかし、歩き出したものの、なかなか足が出ない。あまりののろさにろみ玉くんがザック持ってやると言って、私のザックを前抱きで持ってくれた。
それまでも水の500mlペットボトル2本は持ってもらってたんだけど。
高山に来て、恥ずかしくも人に荷物を持ってもらって、ストックのみの手ぶらで登る羽目に…ああ、情けない、トホホ。
おかげで村営宿舎まではたどり着いて、30分も待ったぁというにやけ氏らと合流。
10分ほど休憩して、今度は自分でザックを背負って、白馬山荘を目指す。
足元に村営頂上宿舎を見て、まだ登る
やっと尾根に出て右方向へ。ガスが広がってきた。
前方に巨大山荘の白馬山荘が見えているのに、なかなか近づかない。今度はにやけ氏がのろのろひらりんのお供である。
白馬尻小屋を6時10分に出発して、6時間半かけて、12時40分にやっと山荘に到着。
1日で標高差1400m登ったのは初めてだ。疲れたぁ。
眺めのよい「レストランスカイプラザ白馬」で昼食。
辺りはガスでほとんど遠望はきかなかった。
しんどくって食欲無し。がんばってカレーを2/3食べて、残りは食力のろみ玉くんが平らげてくれた。
部屋は2人個室2つ(写真撮り忘れのため山小屋のサイトから)を予約しておいたので、Mちゃんと同室。
(山小屋宿泊費9000円+2人個室の1人あたり4250円)
裸になって汗を拭いたり着替えたりができるので、やっぱり、個室はええ。
夕食(順番性で5時45分から)まで時間があるので、売店でおそろいのバンダナを買ったり、絵葉書買って父と友だちに出してみたり、4人でミーティング飲み会したり。
携帯電話の電波はdocomoがかろうじて繋がることがあるだけで、auは難しく、ソフトバンクは最初から×だって。
山小屋はコンセントがないので、ずーっと携帯電源は切っていたけれど、充電も残り少なく、
アンテナ3本立ったときに、夫に登れたとメール送った。
結局、帰りのために白馬岳頂上の売店で乾電池充電器を800円で買ってしまったが、地上でも500円くらいらしい。
受付の横に20分100円の充電器を見つけたのはそのあとだった。早まったかな。
聞こえにくい者ばかりの旅なので、よその人と話す機会はほとんどないけれど、夕食のときに、同じテーブルになった40代後半のご夫婦が「どこから来られました?」と話しかけてくれて、いろいろ山のお話をして楽しかった。
私が今日の登りはもうこりごりと言ったら、そんなにしんどかったですか?って笑われてしまったけれど。
雲行きが怪しいけれど、夕焼けが見られそうというので、ひとりで外に出てみた。
19:10 大勢の人が夕陽に見入っていた。登山中でないときのカメラはNEX-5で撮ります。
女2人なので、9時までおしゃべりして、あわてて洗面消灯。
この山荘は太陽光自家発電なので、夜中も廊下トイレに電気が点いている。
オヤスミ。明日も晴れますように。
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