
赤岳直下の行者小屋の広場
広場から見上げると文三郎尾根道の階段がよく見える。
階段が延々と続きかなりしんどかったそうだ。
にやけ氏が中岳に回らなかったのは、花に興味がないのと、遠回りになって膝や腰を傷めたら困るのと、主要ルートの文三郎尾根を通りたかったんだって。


朝食が早かったのに昼食が遅くなってしまい、とりあえず、ビールだ。私はりんごジュース。


カレーとおでん
チェックインのあと、ヒマ~
100均で買ったミニ三脚をテーブルの上に立てて、アホなポーズで記念スナップ撮ったり。。
通常1泊2日コースを2泊の私たち、午後はわりと自由時間ありで、夕食までに、またもやとりあえず白ワインを。夕食には赤ワイン、もう、飲み過ぎやで。


赤岳鉱泉小屋と行者小屋は同じ経営なので、今夜もステーキだとちょっとなぁと受付で尋ねたら、「うちはステーキは出しません」と言われてしまった。(笑)

ビーフシチューとスイカだった。食器はどちらもコレール。我が家も愛用してます。
行者小屋はお風呂は無し。歯磨きしたら、することも無し。
立地的場所柄?小屋全体がじとっと湿気を含んで、お布団も湿っぽくて肌に気色よくないが、寝るしかない。
ここは、8時半に完全消灯なので、ホントに廊下も真っ暗。枕元にヘッドランプ置いて就寝。
7/29 朝から本降り。ま、下るだけだからええけど。
バスが出る美濃戸口まで、うっそうとした森やドロドロ、岩ゴロ道の南沢コースを3時間弱下った。
苔と針葉樹で美しい八ケ岳の森も暗いばかりで、雨でカメラは出せないし写真は1枚もなし。
にやけ氏が「ゴアテックスだから水たまりを避けることない」なんて言うのでザブザブつっこんだら、シューズの中がびちゃびちゃになってしもた。
しっかり雨具を着込んだのに、雨具の中も汗か雨かで濡れるし、低山なので寒くはないけど、気温が低かったらこうやって低体温症になるんだなぁと実感。
行き交う登山者も少なく、寂しいほどの登山路。
平地ではどんどん追い越す私であるが、山ではひたすら追い抜かされてばかりのスローぺースだった。
3時間かかって下山、美濃戸口で雨具脱いで、持参の軽スニーカーに履きかえてやっと人心地。
お天気が良かったら、清里でも蓼科でも行けたけど、こんな雨ではなんぼ私でも動きたない。
とにかくお風呂と昼食を確保せねばと、茅野駅前の観光案内所で訊いたら、上諏訪温泉の「片倉館」を教えてくれた。
列車でひと駅だけど、今、出たばかりなので、タクシーで行けば良いって。
やっぱり、ネットじゃなくて、人ナビは的確・親切・迅速だねと、みちゃが感心してた。

大正時代に絹織物で儲けた片倉財閥の厚生施設だった建物。

千人風呂↓(かたくら諏訪湖ホテルのページの写真から)お風呂は深くて底に黒い玉砂利が敷き詰めてある。

私にしては超ゆっくりの温泉タイムだったけど、これでもみちゃには時間不足で慌ただしかったって。

2階の休憩食事処。このレトロ感がとっても落ち着く。

お野菜たっぷりの日替わり定食も美味。イナゴの佃煮、アユの煮つけ、冷や奴、つくね(串てんぷら)などといっしょに、こんどは地ビール。
の、の、飲み過ぎや~ん。と飲めぬ私は口あんぐりで、ほんのひとくちなめるだけ。

温泉館でサッパリ気持ちよく、私にしてはのんびりくつろいで、夕方に上諏訪温泉駅で解散した。

上諏訪駅のホームに足湯がある
シニア向きゆとりプランなら、まだまだ山に登れるかなぁと特急「しなの」に乗って帰宅の途へ。
よし、来年もがんばろう!ファイト!
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