goo blog サービス終了のお知らせ 

ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

八ケ岳(赤岳)登山4

2013-08-03 14:10:01 | 山の旅
八ケ岳 2013/7/27~29
7/28

赤岳直下の行者小屋の広場

広場から見上げると文三郎尾根道の階段がよく見える。
階段が延々と続きかなりしんどかったそうだ。
にやけ氏が中岳に回らなかったのは、花に興味がないのと、遠回りになって膝や腰を傷めたら困るのと、主要ルートの文三郎尾根を通りたかったんだって。


朝食が早かったのに昼食が遅くなってしまい、とりあえず、ビールだ。私はりんごジュース。


カレーとおでん

チェックインのあと、ヒマ~
100均で買ったミニ三脚をテーブルの上に立てて、アホなポーズで記念スナップ撮ったり。。
通常1泊2日コースを2泊の私たち、午後はわりと自由時間ありで、夕食までに、またもやとりあえず白ワインを。夕食には赤ワイン、もう、飲み過ぎやで。


赤岳鉱泉小屋と行者小屋は同じ経営なので、今夜もステーキだとちょっとなぁと受付で尋ねたら、「うちはステーキは出しません」と言われてしまった。(笑)

ビーフシチューとスイカだった。食器はどちらもコレール。我が家も愛用してます。

行者小屋はお風呂は無し。歯磨きしたら、することも無し。
立地的場所柄?小屋全体がじとっと湿気を含んで、お布団も湿っぽくて肌に気色よくないが、寝るしかない。
ここは、8時半に完全消灯なので、ホントに廊下も真っ暗。枕元にヘッドランプ置いて就寝。

7/29 朝から本降り。ま、下るだけだからええけど。
バスが出る美濃戸口まで、うっそうとした森やドロドロ、岩ゴロ道の南沢コースを3時間弱下った。
苔と針葉樹で美しい八ケ岳の森も暗いばかりで、雨でカメラは出せないし写真は1枚もなし。
にやけ氏が「ゴアテックスだから水たまりを避けることない」なんて言うのでザブザブつっこんだら、シューズの中がびちゃびちゃになってしもた。
しっかり雨具を着込んだのに、雨具の中も汗か雨かで濡れるし、低山なので寒くはないけど、気温が低かったらこうやって低体温症になるんだなぁと実感。
行き交う登山者も少なく、寂しいほどの登山路。
平地ではどんどん追い越す私であるが、山ではひたすら追い抜かされてばかりのスローぺースだった。
3時間かかって下山、美濃戸口で雨具脱いで、持参の軽スニーカーに履きかえてやっと人心地。
お天気が良かったら、清里でも蓼科でも行けたけど、こんな雨ではなんぼ私でも動きたない。
とにかくお風呂と昼食を確保せねばと、茅野駅前の観光案内所で訊いたら、上諏訪温泉の「片倉館」を教えてくれた。
列車でひと駅だけど、今、出たばかりなので、タクシーで行けば良いって。
やっぱり、ネットじゃなくて、人ナビは的確・親切・迅速だねと、みちゃが感心してた。

大正時代に絹織物で儲けた片倉財閥の厚生施設だった建物。


千人風呂↓(かたくら諏訪湖ホテルのページの写真から)お風呂は深くて底に黒い玉砂利が敷き詰めてある。

私にしては超ゆっくりの温泉タイムだったけど、これでもみちゃには時間不足で慌ただしかったって。

2階の休憩食事処。このレトロ感がとっても落ち着く。


お野菜たっぷりの日替わり定食も美味。イナゴの佃煮、アユの煮つけ、冷や奴、つくね(串てんぷら)などといっしょに、こんどは地ビール。
の、の、飲み過ぎや~ん。と飲めぬ私は口あんぐりで、ほんのひとくちなめるだけ。

温泉館でサッパリ気持ちよく、私にしてはのんびりくつろいで、夕方に上諏訪温泉駅で解散した。
 
上諏訪駅のホームに足湯がある

シニア向きゆとりプランなら、まだまだ山に登れるかなぁと特急「しなの」に乗って帰宅の途へ。
よし、来年もがんばろう!ファイト!
(1)へ

八ケ岳(赤岳)登山3

2013-08-02 22:09:59 | 山の旅
八ケ岳 2013/7/27~29
7/28

鎖を頼りによじ登るが、両手で掴まると振られてしまうので片手で。おーい、待ってて。

ミヤマダイコンソウ



頂上山荘とお社。行者小屋から2時間45分。  
狭い赤岳頂上2899m、反対側の岩場を降りていく。



PowerShot SX280のズームいっぱいに撮ったのでブレボケのコマクサ


文三郎尾根分岐で、中岳回りたい3人と文三郎尾根からイッキに下山したいにやけ氏と分れた。

↑手前が中岳、奥が阿弥陀岳


↑後ろを振り返ったら高みに赤岳。雲が広がって雨が降り出しそうだ。

屋根にソーラーパネルが乗っている行者小屋ズームイン

 
中岳への登りの鎖場に咲くチシマギキョウ。


写真提供追加 ガシガシ登る?R玉くん。


ハイマツの根元にしゃがみ込んでゴゼンタチバナを撮っていたら、先行くR玉くんには私が○○してるみたいに見えたそうな。 

キバナシャクナゲも残っている。

中岳の向こう側へ下って、中岳のコルから中岳道を降りていく。

コバイケイソウの葉っぱなのに、花は???と思ったら、バイケイソウという植物だった。

ミネウスユキソウ、針葉樹のシラビソがあちこちで生えていた。


苔がびっしりの八ケ岳の森

この辺りで、2回道に迷いかけた。
こんなに主要ルートで迷うなんて。
一度はむき出しの赤土の斜面を横切る羽目になり、手袋の指先が破れ、向こう側にたどり着いたら上のほうから正規の道がちゃんとあった。
うかうかのんべんだらりと歩いていると踏み跡を見逃したりする。
山の遭難で多いのが道迷いだそうで、どこで遭難したかがわからないときがいちばん捜索費用がかかるんだそうだ。
にやけ氏に遅れること1時間余り、ようやく行者小屋で合流。
時刻は1時を回っていて、お腹空きました。
(4)へ

八ケ岳(赤岳)登山2

2013-08-02 21:03:31 | 山の旅
八ケ岳 2013/7/27~29


7/28、お布団や枕が変わるとなかなか寝られず、睡眠不足のまま5時起床。
赤岳鉱泉小屋の朝食。納豆パックはR玉くんへ。
ご飯多過ぎや、食べきれないものは何でもR玉くんへ(笑) 

赤岳頂上も見えているし、まずまずのお天気。


途中の中山乗越展望台に寄り道したので行者小屋まで45分。ザックが重く感じないのがうれしい。 
天候不順であきらめていた遠くの山並みも見えた。

行者小屋に主ザックを置き、軽量ザックに必需品だけ入れて、いよいよ地蔵尾根から赤岳アタック。

岩ゴロゴロの登山道、急なところは、鎖場や鉄梯子が何ヶ所があるが、三点確保で登れば別に怖くもない。 

青空が出ると気分もハイ。


小休憩、下界から持ってきたお菓子の小袋が気圧が低くなってパンパンになっている。


行者小屋がだいぶ下に見るようになった。


赤岳頂上はまだだいぶ上に。


ようやく「地蔵の頭」尾根に乗れてヤッホー。後方に赤岳山頂


振り返って、大同心、横岳硫黄岳方面


先ほど出発した行者小屋ははるか下方に。


赤岳の右手に中岳と阿弥陀岳。


チシマギキョウ。立ち止まって写真撮ってると置いてけぼり。


ピンボケになってしまったが、コマクサとクジャクチョウ。


まだまだ登らんと…


イワツメクサ(R玉くんに花の名前を訊かれてど忘れ)とヨツバシオガマ

(3)へ 

八ケ岳(赤岳)登山1

2013-07-31 21:37:09 | 山の旅
八ケ岳 2013/7/27~29

毎年夏の行事の登山、年を重ねるごとに、体力気力も脚力も落ちてきて、出発前は楽しみというより大丈夫かいなぁ…である。
でもまぁ、今のところはとりあえずは歩けそう、登れそうで、7/27の朝10時半、茅野駅で東京からの3人と合流した。
茅野駅前は都市郊外のタウンエリアみたいに整備されていて信州ぽい趣がない。駅前のお蕎麦屋さんで早目の昼食。


私はサラダ蕎麦、みんなは天ざる。サラダのマヨネーズとお蕎麦はミスマッチもええとこだと思い知ったわけで、素直にざるにしときゃよかった。
登山口の美濃戸口(1480m)までのバス便を待つより、4人でタクシーに乗った。

蝉がうるさくて他は何も聞こえない林道を1時間ほど歩く。
天気予報では曇りか霧だったのに、ときどき日が差して暑く、木々の緑や木漏れ日が気持ちいい。

赤岳山荘に椎名誠さんの色紙が飾ってあった。

ここからの山道は二手に分かれ、私らは左側の北沢コースを赤岳鉱泉小屋へ向かった。

渓流沿いの山道を行く。林の中は虫よけスプレーを振りまいてもアブがいっぱい寄ってくる。

ヤマオダマキとギンリョウソウ


にやけ氏が標高表示腕時計を見てあと標高で600mなんて言うから、ガックリしたら、ものの10分で赤岳鉱泉小屋(2210m)が見えた。

休憩をはさんで美濃戸口から標高差700mを3時間半、何とか標準で歩けてホッ。

熱くてゆっくり浸かれないお風呂で汗だけ流し、3人はお風呂上がりの1杯だって。
飲めない私はホットコーヒーを。



窓の外は激しい夕立、5時半からの夕食はステーキにメロンが並んでいてびっくりした。
今まで何か所も山小屋に泊まったことがあるが、1泊9000円とどこもだいたい同じ値段で、これほど豪華な夕食は初めて。美味しい!

8時半に消灯。お布団も毛布も清潔なカバーがかかっていて快適。
廊下やトイレは小さい電球が付いているので真っ暗にはならないけど、寝るしかないね。
天気予報では明日は晴れ間が出そうだ。
(2)へ 

立山・五箇山(8)富山

2012-07-28 15:50:52 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


廣貫堂の古い薬袋など

7/18、ゆっくり寝坊して、久しぶりの正統派パン朝食。


朝から暑い。さて、富山の残り2時間をどうするか。
爽やか気候ならば、レンタサイクルで回るという手もあったが、この暑さ、もう地べたをはい回りたくない(笑)
じゃ、タクシーで近場に行ってみよう。
越中富山の置き薬で有名な廣貫堂資料館へ。
昔、実家の納戸に吊り下げていた怖いだるまの絵の袋などなつかし商品が展示されている。
ここでお土産に塩檸檬飴と夫用にケロリンナイロンタオルを買った。
飴は食べてみないと、自分の口に美味しいか不味いかわからんけど、これはすぐに空になったので二重丸。



左:廣貫堂資料館   右と下:富山市民芸合掌館

そのあと、タクシーの運ちゃんが時間に合わせて、2ヶ所ほど案内してくれた。

最後に富山市と立山連峰(かすんでいるが)一望できる呉羽山展望所へ。


そして、富山駅で解散、お土産少しに、ますのすしを買って、帰りの特急サンダーバード(ガラ空き)でひとり昼食。
ケータイいじったりしていたら、すぐに猛暑の京都駅到着。
たいして筋肉痛にもならず、山も村も花も街も歩いて撮って、2012年夏の旅は終わった。(完)
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

立山・五箇山(7)五箇山相倉

2012-07-28 14:10:51 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


7/17
昼食後、富山駅からJRで20分、高岡駅でヤマさんに車で迎えに来てもらって、合掌造りの相倉(あいのくら)集落まで1時間ちょっと。
ちなにみJRの切符を買うとき、高崎まで4枚くださいと言ってしまって、あやうく新幹線の切符など買ってしまうところであった。
世界遺産の合掌造り集落は岐阜県の白川郷、富山県の五箇山の相倉と菅沼があり、白川郷は数も多く見ごたえはあるけれど、めちゃくちゃ観光地化されていて、富山からはいちばん遠い。
相倉はひなびた感じののどかな集落で合掌造りの家も20棟余りある。
ほとんどが築100年から200年経っていて、茅葺屋根の葺き替えなど、世界遺産を維持するのもたいへんだろうと思うけど、いつまでも残ってほしい。

ここは子どもが小さかった頃に家族で来たことがあり、お土産に買って帰ったカボチャの美味しかったことを憶えている。
一昨年の冬にも写真のツアー(こちら)で訪れたが、四季折々、いろんな表情を見せてくれる相倉である。
合掌造りは見たことがないという3人に見せてあげたいというのもあったけど、もちろん自分が写真を撮りたいっていうのも大きい。


時刻が午後3時も回っていたからか、ほかに観光客もほとんど見かけず、静かなもん。


田んぼの緑がやさしい


藁葺の家を取り囲む夏の花々



小さな釣鐘のある藁葺のお堂


標高は400mほどのところだが、しかし、風が通らず、暑いのなんの、茶店に入って、かき氷だ!
宇治金アイスミルクもイチゴアイスミルクもオッケーだけど、レモンにミルクは合わないやとR玉くんがぼやいていた。
かき氷が盛られた和風の器もシロップの色に良く合っていて、食べ終わったあともしばし鑑賞。
私の宇治金の器は見事に雷鳥色であり、またまた、雷鳥見たで!と自慢する人。。。




ペットボトルまでがなにやら懐かしく映る



みちゃが障子のままだと雨で敗れたりしないのかな?と言ってたけど、ホントにどうなんやろ?どこかに隠し雨戸があるんかな。


大きな合掌造りもある


夏の花と藁葺の家、子どもの頃の思い出が立ち上ってくるような



最後に、駐車場から5分の展望台まで行こうよ!提案したら、15分待ってやると言って、駐車場待機の根性無しのお2人(笑)

残りの若者?3人で展望台まで13分で往復してきた。
実は、ここの展望台2年前の冬に時間不足で行けなかったので、心残りの場所であり、リベンジ。
わずかに登るだけなのに集落が一望できて、うーん、良い良い。



再び、高岡まで送ってもらって、富山に戻り、夜のご飯は「越中舞華富山うまいもんや」で白海老にイカの黒作りなどいろいろ。
白海老のお刺身は千円でちょっとしかなくて、高いんやからと言われるから、1匹2匹3匹…(イカの数え方は杯だけどちっちゃいし)と数えながら美味しくいただきました。
黒作りは、ま、イカの塩辛みたいなもんで、味わいよりも先に塩辛さが口の中に残ってしまうので、お酒も飲めない私にはむむむ…かな。

次へ
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

立山・五箇山(6)室堂から富山へ

2012-07-25 17:32:19 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


イワカガミ

7/17、起きたら、やっぱりどんより。足も疲れてるし、高原ハイキングする気力も失せ、だったら、どこ行こうかと、めまぐるしく算段する遊び頭。
富山県の観光マップを見ていたら、あ、合掌集落の五箇山ってけっこう近いんやな。
私は2回行ったし、富山在住のヤマさんは知ってはるだろけど、他の3人に訊いたら、合掌造り見たことないって。
田舎の景色みたいなもんと、渋るにやけ氏を「合掌造りは世界遺産やで」とその気にさせて、次は、ヤマさんに車で案内してもらえるか交渉した。
全く予定になかったのに、筋肉痛でこわばる体を厭わずに車を出してくれるということで、朝ゆっくりめに室堂を後にした。


2泊お世話になった雷鳥荘。室堂ターミナルからは徒歩30分と少し離れているが、良い宿でした。

何度も通過のミクリガ池


元気なはずの私も重いザック背負って、石段上って、カメラ撮りながら歩いているとだんだんと皆から遅れて…
ふと、足元を見たら、クロユリ!花の盛りが過ぎてよれっぽくなっていたけど、クロユリです。

それから、また、とぼとぼ歩いていると、遊歩道に立ち止まって指さしている人あり。
わ、わ、わ!雷鳥です。

ほんの5mほど先のくさっぱらをトコトコ歩いていて、近くにひなが1匹。

白っぽい冬毛が少し残っていて、足に標識を付けている。



ひなはピントが合ってないのか、元々こんなほわほわ姿なのかハッキリしない。
通りがかりの観光客にも声かけたりして、5人ほどでしばらく見入っていた。
で、ターミナルに着いてから、クロユリとライチョウの写真を見せたら、R玉くんがなんでメールしてくれへんの?って。
そりゃ、そうやわね。ターミナルから5分と離れてない場所やし、自分の写真撮ることばっかりで、友だちに教えてあげようとかぜんぜん頭に浮かばんかったという薄情もんです。
9:22の高原バスで下界へ下りる。

車窓から弥陀ヶ原遠景


帰りも称名滝を見て、行きは満員、帰りは空いていたケーブル乗り換えて、ガラガラの富山電鉄にゴトゴト揺られて。

下界はよく晴れていて、屋敷林に囲まれた富山平野の家

富山駅はギラギラの34度、暑い!
室堂ターミナルで飲んだ水出しコーヒーは1杯900円もしたのに、ホテルのレストランの日替わりランチは980円でボリュームもありとても美味しかった。

午後遅くに、高岡の駅でヤマさんの車に拾ってもらって五箇山へ。
次へ

立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

立山・五箇山(5)室堂平

2012-07-22 22:23:07 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


晴れるとみくりが池が真っ青になる

7/16午後、室堂平から雷鳥荘へ。

チングルマの大群


山の案内板と同じ絵がもうすぐ目の前に現れて…
朝、もっとゆっくり出発していたら、今頃は、山の上で視界良好の眺望やったなぁとR玉くんは言うが、山の天気は変わりやすく、もう、4時だ。


さっきまで山頂に立ち込めた雲はたちまち吹き飛んで、立山全容がスッキリと聳え立った。
こんなに晴れ渡っているのに、ウウッ、自分のカメラが手元にない(登山のため山小屋に置いてきた)のが悔しい。
借りもんのコンデジはしょせんコンデジで、ファインダーを覘くという撮影的満足感が味わえないし。
ヤマさんの持っているkissX5をちょっと借りて、自分のSDカードを入れて数枚撮らせてもらった。


一の越山荘もハッキリくっきり。


剱岳の左肩がちょこっと見えている。
明日は大日岳のほうへ少し登ってみて、剱岳の全容を眺めたいと言ったら、膝を痛めたにやけ氏がしんどいからもう富山市に下りるって。
せっかく涼しい高地に居るのに、なんで、わざわざ暑い市街地へ下りるねんなぁ。
 

立山雄山神社の社務所と神社の祠



2日目の雷鳥荘の夕食。2泊目のほうが美味しかったな。


今夜はワインだって。美味しそうなのでひと口なめたらウウーッ、効くぅ。

そそくさと食事を済ませ、撮影欲を満たすために、食後にひとりカメラを持って外に出てみた。

夕陽が立山を染めていく


足元にひっそりとツマトリソウ


富山市街方面の夕焼け雲


雄山神社の社務所にも灯がともった。
8時ごろになってようやく真っ暗になり、天空に星がいっぱい出てきて、山荘の前で山小屋主催の星空観測会があった。 
大きな望遠鏡で土星を見たり、さそり座や、北斗七星、カシオペア座、夏の大三角形まではわかるけれど、あまりにもたくさんの星がまたたいていて、しまいにはどれがどれだかわからんように。
寒いので30分ほどで退散、あとは部屋中で飲酒会のあと解散。
男たちはぜんぜん当てにならんので、女2人で翌日の行程を検討して、午前中は弥陀ヶ原ハイキングに行くつもりに…
次へ
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

立山・五箇山(4)大汝山

2012-07-21 15:43:39 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


ハイマツとハクサンイチゲ

 
雄山から25分、大汝山山頂


一瞬、大汝山の頂上から東側の眼下に黒部湖が見えた。

大汝休憩所の前で遅れてきたヤマさんにバッタリと出会えて、皆でお弁当。


手作りお汁粉とコーヒー注文


みちゃの手作りのパン参上。3000mの山上で食べるパンとコーヒーは最高。



再び霧の中を雄山へ戻って、全員でスナップ。


急なざれ場の下りは本当に疲れるけれど、足元の高山植物を見て元気に。ミヤマダイコンソウ


お花畑の白いのはハクサンイチゲ、黄色いのはミヤマキンポウゲ?



帰りの雪道は余裕しゃくしゃくで通過。



無事に下りてこられて、万歳ポーズ。


室堂ターミナルも見えてきた。
次へ
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山

立山・五箇山(3)雄山へ

2012-07-21 14:51:44 | 山の旅
立山・五箇山 2012.7.15~18


7/16 相変わらずスッキリしないお天気だけど、朝食取って、7時に出発。卵焼きは出し巻ではなくて、やっぱり甘い。


水と雨具とアイゼンを軽量ナップザックに入れての登山だから、軽い軽い。
重たい一眼レフはお留守番、私のコンデジは娘が持って行ってしまったので、今回はにやけ氏のsonyコンデジを私専用に借り受けて、自分のSDカードを入れて撮った。
皆のお弁当5個分、R玉くんのザックに収納。力持ち山男は重宝します。


頂上付近は雲に隠れたまま。
室堂ターミナル(2450m)まで30分、そこからいよいよ立山雄山への道、一の越へ登って行く。

下界の富山市街地のほうはよく晴れているみたい。


頂上への石畳参道も雪で埋まったまま。なだらかに横切っているので、滑ることもなく、踏み跡どおりにゆっくり歩いていけば大丈夫。
こういう雪渓を8個くらい横切って行く。雪は汚れていなくてキレイなもん。

モンベルの広告みたいだと言われてるご機嫌なR玉くん。一の越2700mの標識。

ここから見上げるような岩ゴロゴロの急登が始まる。


ヤマさんもまだまだ元気。



岩しかないような場所に健気に咲くミヤマダイコンソウ


立山は日本三大霊山(富士山、白山、立山)のひとつなので、あちこちに祠がある。

ヤマさんと呼んでいるけれど、立山に登ったのは小学校の時と40歳前?だけというヤマさん。
途中でリタイアするかもということで、やっぱり、どんどん遅れて姿も見えなくなり、どないしてはるのやら?
携帯から「大丈夫?あと130m」とメールしたら「はい、頑張っています」と返信が来た。

とりあえず、4人で雄山3003m三角点制覇。時刻は10時。ここから雄山神社へは500円の参拝券が要ります。
標高差600mで荷物が軽いからか、案外、たいしたことなく登れた。


霧に見え隠れする雄山神社


携帯リアル投稿と同じ写真



神主さんが常駐していてお祓いとお神酒をいただきます。


次のピークの大汝山が見えている。


束の間の眺望、鹿島鑓ヶ岳かな?

立山には3つのピークがあり、手前から雄山(3003m)大汝(おおなんじ)山(3015m)富士の折立(2999m)で、最高峰の大汝山まで行ってみた。
片道25分とはいっても、岩山を回り込んでのけっこう険しい登山路であり、風がきついので、ちょっと怖いところもあった。
次へ
立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ 
(7)五箇山相倉 (8)富山