イワカガミ
7/17、起きたら、やっぱりどんより。足も疲れてるし、高原ハイキングする気力も失せ、だったら、どこ行こうかと、めまぐるしく算段する遊び頭。
富山県の観光マップを見ていたら、あ、合掌集落の五箇山ってけっこう近いんやな。
私は2回行ったし、富山在住のヤマさんは知ってはるだろけど、他の3人に訊いたら、合掌造り見たことないって。
田舎の景色みたいなもんと、渋るにやけ氏を「合掌造りは世界遺産やで」とその気にさせて、次は、ヤマさんに車で案内してもらえるか交渉した。
全く予定になかったのに、筋肉痛でこわばる体を厭わずに車を出してくれるということで、朝ゆっくりめに室堂を後にした。
2泊お世話になった雷鳥荘。室堂ターミナルからは徒歩30分と少し離れているが、良い宿でした。
何度も通過のミクリガ池
元気なはずの私も重いザック背負って、石段上って、カメラ撮りながら歩いているとだんだんと皆から遅れて…
ふと、足元を見たら、クロユリ!花の盛りが過ぎてよれっぽくなっていたけど、クロユリです。
それから、また、とぼとぼ歩いていると、遊歩道に立ち止まって指さしている人あり。
わ、わ、わ!雷鳥です。
ほんの5mほど先のくさっぱらをトコトコ歩いていて、近くにひなが1匹。
白っぽい冬毛が少し残っていて、足に標識を付けている。
ひなはピントが合ってないのか、元々こんなほわほわ姿なのかハッキリしない。
通りがかりの観光客にも声かけたりして、5人ほどでしばらく見入っていた。
で、ターミナルに着いてから、クロユリとライチョウの写真を見せたら、R玉くんがなんでメールしてくれへんの?って。
そりゃ、そうやわね。ターミナルから5分と離れてない場所やし、自分の写真撮ることばっかりで、友だちに教えてあげようとかぜんぜん頭に浮かばんかったという薄情もんです。
9:22の高原バスで下界へ下りる。
車窓から弥陀ヶ原遠景
帰りも称名滝を見て、行きは満員、帰りは空いていたケーブル乗り換えて、ガラガラの富山電鉄にゴトゴト揺られて。
下界はよく晴れていて、屋敷林に囲まれた富山平野の家
富山駅はギラギラの34度、暑い!
室堂ターミナルで飲んだ水出しコーヒーは1杯900円もしたのに、ホテルのレストランの日替わりランチは980円でボリュームもありとても美味しかった。
午後遅くに、高岡の駅でヤマさんの車に拾ってもらって五箇山へ。
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立山・五箇山の旅
(1)立山室堂へ (2)雷鳥荘 (3)雄山へ (4)大汝山 (5)室堂平 (6)室堂から富山へ
(7)五箇山相倉 (8)富山
雷鳥もこんなにハッキリ映ってる!早朝訓練で見た雷鳥のヒナらしきものは想像上の産物だったかも??
標高の高いところで、入れるのに時間がかかる水出しコーヒーだもの、値段以上に美味しかったでしょうね。
標高の高いところで飲む生ビールのほうがよっぽど美味しそうだったぜ。