福祉会館前の位置案内板
路地は狭く、車が1台通れる程度。
手前にぶっちょうが見えます
このぶっょうの縁台に住民の方が座っていました。
わざわざぶっちょうの下部を閉じて撮影させていただきました。
徳島県海陽町鞆浦にも『ぶっちょう』のある古い町並みがあります。
海部大橋の、室戸側のたもとの信号を海側に進んで、突き当たったところに、港があります。
港から、さらに右方向に進むと、道幅が狭くなります。ほんの少し走ったところの左手に位置案内の看板があるので、そこに、車を止めることができます。
その少し先の左側にも福祉会館の駐車場があったように思います。
どこにも駐車ができない場合は、港のほうに戻って、道路の路肩に駐車してもいいと思います。
案内板の、道路をへだてた反対側に、車が1台やっと通れるくらいの路地が2本あります。その路地沿いが鞆浦の町並みです。
現在は、古い建物は少なくなっているのですが、それでも、町並みの雰囲気は分かると思います。
古い家は、そんなに多くはないのですが、ぶっちょうのある家がいくつか見られます。
徳島県では、『ぶっちょう』とは呼ばずに、『みせ』と呼んでいるようです。もともとは、京都の町屋には、『みせ造り』の家があって、それが、東洋町から徳島県の南部の海部あたりに伝わったものではないかということらしいです。
鞆浦の全域を歩いたわけではないので、現在、どれだけのぶっちょう造りの家が残っているのかはわからないのですが、件数としては、白浜より、鞆浦のほうが多いだろうと思われます。
鞆浦の町並みを歩いていると、ちょうど、ある家の前で、ぶっちょうの下部の縁台に腰掛けている方がいたので、ちょっと声をかけてみると、わざわざ、ぶっちょうの下部の縁台を閉じて、写真に撮らせていただきました。
こういう古い町並みでは、住民の方と触れ合うのも、なんとなく、和んだ気分になれます。
前回訪れた時には、住民の方に、鞆浦の町並みの場所を教えていただきました。
鞆浦の町並みは時間の関係で全ての場所を見て歩いたわけではないので、また、後日、訪れてみたいと思います。
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