きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

リニューアルされた中岡慎太郎館に行ってきました

2010年01月14日 09時26分39秒 | 観光スポット

中岡慎太郎館がリニューアルオープンということで、行ってきました。

『陸援隊組織と人物』の企画展も開催されています。

リニューアルされてこれまでとどこが違うかというと、各コーナーのビデオの時間が短くなっています。小さい人形のジオラマ風なものがあったのですが、そのコーナーには、中岡慎太郎と他の人物の相関関係図と、慎太郎の脱藩のルートと、歩いた距離の地図が大きく掲示されています。

この地図はけっこう面白いです。慎太郎は行動の人といわれ、一か所でのんびりすることはなくすぐに次の場所に移動します。

しかも、夜を徹して歩いています。

慎太郎館での注目のビデオは、『近江屋』での暗殺のシーンなのですが、このビデオが以前よりは見やすくなっています。

少し、編集も変わっているようにも思えます。

肝心の慎太郎と龍馬が殺害される場面は、ろうそくが消えて、暗闇の中での立ち回りになっていたのですが、新しくなったビデオではきちんと映像が見えます。

どういうふうに斬られたのか分かります。

『龍馬伝』効果というべきか、平日の何でもない日には、あまり慎太郎館の入館者はいないのですが、寒い日にもかかわらず、親子連れ、慎太郎ファンの二十代と思われる二人連れとかの姿がありました。

この二人連れは、『近江屋』での殺害のビデオを二度も見ていました。

このビデオは何度でも見たいものです。

時間があまりなかったので、慎太郎館での滞在時間は40分程度でした。

できれば、もっとのんびりと、2時間くらい慎太郎館にいたかった。

慎太郎グッヅも何か購入しようと思ったのですが、予想したより価格が高かったので、かなり迷った末に、購入しませんでした。

また、慎太郎館に行った時には購入するかも知れません。

慎太郎グッヅはネット通販でも購入できます。

慎太郎は、まさに、志士という言葉にふさわしい人物です。

慎太郎の信念は常に首尾一貫していてゆらぐことはなかったように思われます。

ここが、龍馬とは違うところで、龍馬は一つの方向性に固まった考えをせずに、周りの人の意見を取り入れる柔軟な頭を持っていたと思われます。

臨機応変というか、状況が変われば、考え方も変え、常に新しいものを求めるのが龍馬だったと思います。

二人は幕府を倒すということにおいては、意見は一致していたけど、それに向かうアプローチの方向性は違っていたので、二人が会った時にはかなり熱い討論になっていたのではないかと思われます。

龍馬の周りには浮いた話もあり、人間的魅力にあふれていて、小説とか、ドラマの題材には龍馬の方が向いているでしょう。

質実剛健、文武両道の慎太郎はそういう意味においては、ドラマの題材としては面白みに欠けはするけれど、慎太郎こそ、信念の志士です。





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