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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

たのしい接写(1) ~オオゾウムシ~

2019-05-16 | 昆虫

家の中でオオゾウムシを見つけました。ここは田舎で,田畑や山,川に取り囲まれています。昆虫たちが活躍できる環境なので,家にゾウムシが入って来てもなんらおかしくはない話です。

せっかくなので,接写をして逃がしてやることにしました。

風貌はゾウにそっくり。口吻がこれだけ長いと,口を突き刺すのにじつに都合がよいはず。名は言い得て妙です。甲虫なので,鎧になったからだはまことに頑丈そのもの。イボ状の突起が見事に並んでします。

 

近くでゾウを見ているような。 

 

こうして見ると,触角もりっぱです。我が家の畑にビワの木を植えているのですが,別種のゾウムシがわんさかいて,小さな実を穴だらけにしています。それも触角の力によるところが多そうです。

 

威風堂々としたスタイル。

 

爪はもちろん,関節にある突起と毛は威力があります。指に乗せると,がっちりと食い込むために容易に離れません。

 

偽死の姿勢です。死んではいません。たまにこうして,わざわざ死んだふりをします。ほんとうに動かないのです。敵に襲われそうになったときの策だとか。それにしてもゾウの格好に似ている!

 

 


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