8合目を過ぎた辺りからは,高木がなくなり,展望が開けます。振り返ると,高原が眼下に広がります。 風が吹きぬけ心地よい限り。紅葉が目をたのしませてくれます。
パノラマ風景も撮りました。中国山地って感じです。麓の向こう遠くに,山稜が重なって見えます。
尾根筋はクマザサに覆われ,じゅうたんのよう。避難小屋が見えてきました。背景の青い空が見事です。雲一つなく,どこまでも澄み切っています。
今度は,その小屋を右端に入れてパノラマ写真を撮りました。全山が紅葉を始めています。稜線が麓に向かってゆるやかに延びています。その先には高原が開けています。高原地帯にふさわしく,牧草地が点在しています。
すこし進むと,足元にはリンドウが。自然の匂いを嗅ぎながらゆっくり登ると,こんな発見がプレゼントされます。
下蒜山が遠望できます。 縦走路がクマザサの間を縫うように走っています。尾根に立たないと見えない光景です。さらにその向こうには,高原の裾野と鳥取県側の尾根筋が見渡せます。ここまで来ると,足取りがなんとも軽くなります。
間もなく,山頂です。