霧の出た早朝,畑でヤマトシジミを見かけました。朝露の付いたダイコンの葉でヤマトシジミがじっとしていました。ということはここで夜を明かしたということです。からだは横たわったまま。脚は弱々しく曲がっています。翅には露が付いていました。
写真を撮っていると,なんとヤマトシジミに動きが現れました。からだが反対側を向き,脚がすこし動きかけたのです。
続いて,からだが起きかけました。
ついに,しっかり立ったのでした。しかし,まだ舞い上がるまでには至りませんでした。
ヤマトシジミの季節はいよいよ終わります。今年も,ずいぶん付き合ってくれました。感謝。