自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

畑で見つけた卵 ~モンキチョウ~

2024-06-26 | モンキチョウ

畑で草引きをしていたら,谷にムラサキツメクサが生えて来ていました。二株です。それぞれにまだ葉が数枚しかない,ごく小さな芽生え程度です。念のため葉の表面を見てみると,なんとモンキチョウの卵が産み付けられていました。それも数個。

 

 

それならと思い,植木鉢に植え替えて観察を続けました。そうして孵化時を迎えたのです。そのうちの一つをご紹介します。なお,モンキチョウの卵サイズは直径0.5mm,高さ1.4mmです。

穴が開いてまもなく出るというときに,発見。大急ぎで撮影開始です。したがって,この構図でしかたなし,なのです。

 

すぐに出て来ました。ほんとうなら顔(頭)を突き出した瞬間を撮っておきたかったのですが。

 

ちょっと顔を上げました。

 

出終わりました。

 

孵化後,幼虫は殻を食べます。貪り食うように食べていきました。

 

畑はいろんな昆虫の卵でいっぱいです。ちょっと目を向ければ,素敵な結果が転がり込んできそうに思います。それはそうと,なぜここにムラサキツメクサが生えて来たのか,それがふしぎです。周りにはまったく見当たらないのです。