自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

モンシロチョウの卵,そして孵化

2024-05-31 | モンシロチョウ

道端に生えるイヌガラシの葉に,モンシロチョウはどんどん産卵します。畑の作物だけでなく,自然の中に生えたアブラナ科植物はモンシロチョウの幼虫の大好物なのです。

朝,いつも歩く道端でイヌガラシを調べると,案の定どっさり卵が付いていました。

 

こんなにあるのなら孵化がきっと観察できるだろうと思い持ち帰りました。卵の色はいろいろ。これは産付日が異なっているからです。別個体の成虫が産み付けたのでしょう。思ったとおり,昼にはさっそく孵化が二つ観察できました。そのうちの一つをご紹介します。

これが孵化直前の卵です。顎がくっきり。そのままの向きで孵化します。卵サイズは高さ1.0mm,直径0.45mm。

 

顎の動きが盛んになると孵化間近の印。

 

顔が出てきました。ちょっとだけ休むといった感じ。

 

ぐうっと頭を出します。

 

着地寸前。

 

倍率を上げて奥行きのある風景を撮る場合,頭部にピントを合わせると他はボケてしまいます。接写の限界です。それを避けるとなれば,低倍率で撮ってトリミングするほかありません。

 


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