自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'24冬 虫の目レンズは友 ~ツチイナゴ~

2024-02-19 | 昆虫

2月16日(火)。

最高気温15.8℃。うれしくなるような暖かさ。「この感じなら」と,公園に出かけました。もちろん目当ては昆虫との出会い。長めの枯れ枝を手に,枯れ草をポンポンと叩いていきます。うまくいけば,越冬型のバッタが飛び出してきます。

何度か叩いていると,案の定,びっくりしたように出てきました。ツチイナゴです。これを続けていると,また飛び出してきました。やはりツチイナゴ。もっとやっていると,またまた。そんな調子なので,合計五匹のツチイナゴに出会いました。その姿をご紹介します。

この個体は右の斜面から出てきました。塩ビパイプの上でじっとしています。

 

指を触れると,すこしだけ移動。そこでまた静止状態。

 

しばらくしてまた移動。飛ぶにはまだ体温が上がっていないようです。下写真は右の前脚をのっそり前に一歩進めた瞬間です。

 

活動を始める春が待ち遠しい,といった表情に見えましたが……。