自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'22秋 虫の目レンズは友 ~ムカデ ~

2022-10-20 | 生物

早朝の山道です。朝日が低い空から照り付けます。

そこに衰弱気味のムカデが一匹,じっとしているのを見かけました。

 

向こうは国道が走っています。大型トラックがやって来ました。ムカデはほんの少し動くだけです。

 

次々に自動車が通り過ぎます。ムカデはほとんど動きません。

 

こんなふうにムカデを撮ったのは初めてです。

 

いろんな場面がそれぞれに貴重な記録画像になっていきます。わたしはひたすら記録するのをたのしんでいます。

 


'22秋 虫の目レンズは友 ~アサギマダラ ~

2022-10-20 | 昆虫

近隣市の古刹にて。

ここは谷あいにあるむらの奥まったところ。寺院の駐車場脇の花壇です。といっても,フジバカマだけがずらーっと植え込まれた特製の花壇です。アサギマダラに蜜源を提供しようと地元有志の方で整地されたとのこと。

知人から連絡をいただいて,アサギマダラを撮りに行ってきました。この日は快晴だったのですが,気温が上がらず,しかも風が吹いていて,チョウがたった一頭だけ。あとで来られた方の話では,二日前は気温が高めでわんさか来ていたそうです。

 

マーキングされていますが,読みとりにくいのが惜しい! 「どこからやって来たのかなあ」。

 

ときどき移動して行きます。

 

平日なので,人はまばら。

 

わずかに翅を広げかけました。

 

うんと翅を広げました。山の木も,雲も,アサギマダラとなかよしです。

 

関心のある人がこのように訪れて撮影。

 

このチョウがこれから大分県の姫島方面に旅をする! そして,さらに南下していく。じつに壮大な話です。

世話をなさっている方が来られました。聞くと,「3年前に100株を植えた」とのことです。今はもっと,もっと増えています。アサギマダラの旅に関心を向けるって,昆虫となかよしの具体的行動です。「いいなあ」。「来年も来ます!」とお礼をいって帰路につきました。