自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

身近な野鳥 ~ジョウビタキ(オス)~

2022-02-24 | 野鳥

春を前にして,畑作業をしました。冬野菜を収穫した後の整理と,タマネギの間に生えてきた草取りです。春の訪れを感じた草草が勢いを得て伸びて来ました。

畑から離れて,そうして戻って来たら,ジョウビタキのオスが畝に降りていました。さっそく餌を探しているのです。近づくと,遠くに去る気配はなく隣家の塀の上に移動。そうしてからこちらの様子を窺っているようです。「よし,撮影しよう」と思い,家からカメラを持ち出しました。

案の定ジョウビタキは柵の棒先まで近寄って来ていました。そこで周囲を見回しています。警戒しているのです。わたしは物置小屋の板壁の陰からそっとレンズを向けました。たぶん,気づかれていないでしょう。

 

畑の上に降りました。周囲を警戒しながら地面をきょろきょろ見ています。

 

何度かなにかを口にして,また棒先に移動。からだを丸くしました。瞬間,糞が落ちていきました。

 

また餌を探しに舞い降りました。下写真はミミズをくわえた瞬間です。こちら向きだと特ダネになったのですが……。

 

棒先と地表を何度も行き来しました。土が露わになって食べ物が出て来たのでしょう。そのことを経験的に心得ているとみるべきです。この鳥の観察では初めての目撃となりました。