自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'22 マンサクと昆虫(6) ~ツマグロキンバエ(メス)~

2022-02-23 | マンサク

マンサクの花一つひとつはいたって小さいのですが,小さいがゆえにからだの比較的小さな昆虫がいても,目立ちやすいといえます。ツマグロキンバエはよく観察しないと目に付きません。しかし,それより小さめの昆虫に比べると,はるかに目に付きやすいのです。

黄色の花弁に,黒っぽい昆虫がいると思ったらツマグロキンバエのメスでした。吻には花粉がどっさり付いています。

 

寒い日だったので,一つの花を中心にしながら周りの花に歩いて移動する程度の動き。

 

こんなふうに摂餌行動を繰り返せば,受粉は容易に成り立つでしょう。

 

これだけのすがたを記録できたらぜいたくはいえません。感謝。