近頃の天気は春の雰囲気を漂わせています。気温も日差しも,そして草木の姿も。レンズを通してみていると,冬芽は今か今かと待ちわびている感さえします。
公園では人の動きも声も,表情も春先を思わせます。ただ,新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスクを着けた人がほとんどで,世の中がすっかり変わりました。しかし,それにしても警戒心が薄れてしまい人出はここも驚くばかり。休日の午後ともなると,信じがたいほどの人,人,人,です。簡易テントが林立します。怖くって,そうした間に入って行く気にはなれません。
話は変わります。ミュージアムギャラリーで,四月,公園の春風景を紹介する写真展を行う予定です。出展者はスタッフです。わたしは,作品の中にコブシを定点撮影したものを入れることにしています。
下のような作品で,主役はあくまでコブシ。風景全体に早春を詰め込んだつもりです。さて,その匂いをお感じいただけるでしょうか。
コブシの蕾が膨らみ,花弁がわぁーっと開くまでを追っていくことにしています。本ブログでもご紹介していくつもりです。