自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'21冬 虫の目レンズは友 ~ウメ~

2021-02-06 | 

自宅からすこし離れたところにあるT公園に行きました。ここ数年,今頃になると,春の匂いを嗅ぎたくなって訪れています。

目当ての一つは紅梅と白梅の花を撮影することです。幸い二つとも咲いてはいましたが,花の数がなんとも貧弱。公園の土ではやむを得ないところでしょうか。人が踏み固める区画に植わっていて,施肥をすることもないようでは,木が勢いを失うのは当たり前でしょう。

勝手にそんな寂しさを感じながら,数輪の花を写しました。紅梅の向こうに人影が。ここには周回路があって,ウォーキングをする人が絶えません。

 

近くの白梅は紅梅の花数よりわずかに多し。白い花弁の向こう側に太陽があります。花弁の重なりが見えています。

 

ぜいたくで身勝手な印象ですが,そしてウメには申し訳なのですが,こうした風景は梅林の方がはるかに勝っていると思います。景色も匂いも。