わたしが住むむらの端に,ウメの木が数本あります。老木で,まったく放置されたままで,かわいそうなことに花を付ける余裕がないほど弱っています。青息吐息状態にもかかわらずわずかに花を付けている様子がさびしい限り。
あちらの枝が,そしてずっと向こうの青空がこんなによく見えるということは花がとても少ないということです。
ウメの木は土手に生えています。すぐ傍を国道が走っています。
やや時間をおいて撮り直しました。昆虫が一匹でもいたら文句なしにすてきなのですが,このときは見かけませんでした。
たしかにさびしい風景ですが,花一輪を見ると,なんとも清くって品のよいこと。整ったかたちが映えています。